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Live!スポーツ ニューマーケット版 第20号

デビュー以来3連勝!

デビットガイ小倉記念を制す!

今後の活躍も期待!

8月1週、小倉三冠の中の1レースである小倉記念が小倉競馬場で開催され、『デビットガイ』(野球氏所有)が勝利した。

ここ数シーズンでメキメキと力をつけてきた野球氏が所有する期待の一頭、デビットガイは、デビュー戦勝利後にぶっぽうそう特別を勝利し、デビューから僅か2ヶ月の短期間で、古馬を蹴散らし今回の小倉記念を勝利。負け無しの3連勝中だ。

「今日のレースは位置取りが良かったので、楽に走れたと思います。それ以上に、この馬が持つキレの良さはすごいの一言ですね。道中は無理をしないで様子を見て、じっくりと溜めた脚を爆発させて一気に勝負を決めてしまうんですよ。今日は少し早めに仕掛けて行ったんですけど、最後まで余裕で走りきってくれました。デビットガイはまだまだ成長途中

だし、この先が楽しみな馬ですね。順調に勝ち進んで行けば、かなりいい成績を残す事も出来るんじゃないかと、オーナーと期待しています」とコメントする春奈騎手。

春奈騎手も話すように、同馬の持つ能力はかなりのもの。今後の活躍も十分に期待できるだろう。夏競馬は間も無く終わりを迎え、秋の重賞戦線に突入する。しっかりと調整を行えばGU・GTレースの勝利も夢ではないのではないだろうか。

若駒に希望の光を託す

2歳戦もスタートし、各陣営は2歳馬のデビュー時期を探り当てながら調整を続けている。さっそくいい動きを見せている2歳馬を紹介していこう。

1頭目は『ルナウィング』(レオ氏所有)。均整の取れた馬体ではあるが、特筆すべきはその豊富なスタミナと持続力の高さであろ

う。素質の高さは間違いなく世代ナンバーワンと言っても過言ではない。成長途上で、デビューは少し遅くなりそうだが、来シーズンのオークスやダービーを目標に、じっくりと育て上げたい。

2頭目は『シリウスダイヤオー』(黒風氏所有)。オーナーの黒風氏は、昨シーズン111位となって、見事にオペラハウスとマイヴィヴィアンを手にした幸運の持ち主。そのオペラハウスが父となって誕生したこの馬は、同世代の中で最も力強い走りを見せてくれることだろう。それほど成長は早くないが、これほどの丈夫な肉体ならば、少々厳しい調教にも耐えられるはずだ。また、走れる距離にも柔軟性があり、同じ父を持つメイショウサムソンのようにクラシック・春秋天皇賞制覇をも視野に捉えることができる。まだオープン未勝利の黒風氏、巡ってきたこのチャンスを逃さずに掴み取ることができるだろうか?!

ルナウィング / シリウスダイヤオー