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Live!スポーツ 中山版 第29号

GT初勝利!

モーリス・ド・ゲスト賞はアイブサウンド!

海外で実力を示す!

夏の日差しが眩しい8月1週。海外競馬場ではモーリス・ド・ゲスト賞が開催され、1番人気の『スペシャルマーコ』(マーさん氏所有)や『チープスリル』(ぼんてん氏所有)などの強豪馬を抑えて、『アイブサウンド』(たんく氏所有)が勝利した。

レースでは、ジャック・ル・マロワ賞を勝利した『ウィッパー』とモーリス・ド・ゲスト賞4勝目を狙う『マルシャンドール』がトップを競り合う形でスタートした。2頭がトップを奪い合う形でレースは進み、最後の直線に入ると、ここまで競り合いでスタミナを使い果たしたのか、2頭はじりじりと後退。替わってスペシャルマーコとチープスリルでトップが争われるかと思われたが、外からアイブサウンドが末脚を発揮し、あっという間に2頭を抜き差って、1着でゴール。GT初制覇を飾った。

「ほぼ狙い通りの走りで勝てたので、気持ちいいですね!アイブサウンドも初の海外レースで実力を発揮できたので、喜んでいると思いますよ!今後は国内のGTでも勝ってみたいですね」と嬉しそうに話すのは騎手の芝専。

今回の勝利で周囲からさらに注目される競走馬になるだろう。プレッシャーに負けず、競馬界を盛り上げる走りをこれからも見せてほしい。

期待の2歳馬特集!

新馬戦がスタートして2ヶ月が経過した中山ワールド。今回は来シーズンから活躍が期待されている2歳馬を紹介しよう。

まず、紹介するのは『ダイヤデメテル』(ダイヤ牧場氏所有)。父はフランスの馬で朝日杯3歳ステークスを勝利したスクラムダイナなど、多くの活躍馬を出したディクタスだ。ダイヤデメテルは、血統を見ると長距離のレースに適

性がありそうだ。まだ、調教は開始していないが、スタミナは充分にあると本紙の記者は見ている。「ちょっと小柄だけど、走っても全然汗をかかないと聞いているので、スタミナと持続力はかなりあると思う。どんな馬場が得意なのか、早く見極めたいね」と話すのは、オーナーのダイヤ牧場氏。

次に紹介するのは、『シャティパック』(はりい氏所有)。父は2010年のNHKマイルカップを制したダノンシャンティだ。シャティパックのパワーあふれる走りは迫力があり、スピードも明らかに他の馬より飛びぬけていることがわかる。「シャティパックは必ずGT戦線に食い込む競走馬になるよ。今はスピードだけに目がいくかもしれないけど、調教が進めば他の能力もすごい伸びを見せてくれると思うね。ぜひ、期待してもらいたい!」と話すのは、オーナーのはりい氏。

シャティパック / ダイヤデメテル

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