競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 中山版 第28号

夢のGT初勝利!

サイレントイヴが日本ダービーを制す!

世代の頂点に立つ!

クラシック三冠の1つである日本ダービーが6月1週に開催され、『サイレントイヴ』(たる氏所有)が勝利。雨が振る悪天候の中、スタート直後から1度も先頭を譲ることなくトップに立ち続けGT制覇の快挙を達成した。

「今シーズンに入ってから1勝もできなかったので、こんな調子で日本ダービーに出走していいものか迷っていましたが、競走馬にとっては一生に一度の機会だと思い、出走を決めました。若駒の頃から実力は十分にある競走馬だと感じていましたが、今回はその実力を証明することができて本当に嬉しいです。この勢いに乗って、菊花賞を勝利し、二冠馬の栄光を掴みたいです」と嬉しそうに話すのはオーナーのたる氏。

サイレントイヴはデビューから常に高い人気があり、競馬ファンの中にはその名前を知っている方

も多いだろう。そんな競走馬が競馬の祭典である日本ダービーに勝利し、大きな実績を残すことができた。今後どのレースでも注目される競走馬になることは間違いないだろう。ぜひ菊花賞でも勝利し、二冠馬として競馬史にその名を刻んで欲しい。

中山最新2歳馬情報!

今シーズンも良質な2歳馬が続々と誕生しているとの情報が本紙にも届いている。今回も特に期待できそうな若駒を厳選し、紹介していこう。

最初に紹介する馬は、『グランドリーム』(gakken氏所有)だ。「まだ調教を始めたばかりですが、ゲートの出が良いですね。スピードもなかなかあり、スタート直後の位置取りでは優位に立てると思います。ただ、瞬発力と持続力に欠ける部分がありますので、ここをどう伸ばすかが課題ですね」と話すオーナーのgakken

氏。

ゲートの出も良いが、調教を見る限り、パワーも非常に良いものを持っているようだ。瞬発力と持続力を伸ばすことは難しいが、解決できれば必ず重賞に勝利できる競走馬に成長するだろう。

次に紹介する馬は『ホールドミー』(新撰組氏所有)だ。本紙が今シーズン最も注目している若駒で、まだ調教は始まっていないものの、キャンターの動きは往年の名馬を彷彿とさせる。「牡馬に劣らない良い馬体をしていますし、中央競馬をにぎわす競走馬になることは間違いないですね。みっちりと調教してGT制覇を実現させてたいと思います」と話すのはオーナーの新撰組氏。

レースではどんな走りをみせてくれるのか、デビューが待ち遠しい若駒だ。

グランドリーム / ホールドミー