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Live!スポーツ 中山版 第26号

春の盾は私のもの!

天皇賞・春はエレナインブルーム!

淀の坂も軽々!

5月1週の京都競馬場では、3200mで施行される最長距離GTである天皇賞・春が開催され、デビュー以来6連勝中の大本命馬『エレナインブルーム』(どんどん氏所有)が勝利。春の盾を勝ち取った。

「これまで負け無しで重賞を勝ってますから、今回もやってくれるでしょう。枠もいいし、あとは自分の競馬でしっかり走ることができればファンの皆さんの気持ちに応えるいい結果が出せると思いますよ」とレース前に話すオーナーのどんどん氏。

これまで負け無しの大本命馬なだけあって、レース当日もぶっちぎりの一番人気に推されたエレナインブルーム。レース序盤は、得意の末脚を活かすために馬群最後方でじっくりと展開を読む作戦にでた。折り合い良く道中、淀の坂を軽々とこなし、最終コー

ナーを回りながらジリジリとスピードを上げると、大外には行かず、内ラチ沿いを駆け上がり始めた。そのまま他馬の隙を突きスルリと前に出ると、力を振り絞って直線を激走。最後まで脚色衰えぬ勢いで春の盾を勝ち取った。

「イツモハ大体大外から上がっていくんですケド、トゥデイはロスが多そうだったのでオモイキッテ内から行くことにしましタ。読み通りに、上手く馬群をすり抜けて行けたのがナイスでシタ。それに、ペース配分も良かったし、坂も軽々でした。ベリーグッドな結果ですね。エレナインブルームはレディーなのに本当に頑張ってくれてまス。これからもマダマダ勝てると思いまス!」とレース後に話す主戦騎手のサマンサ。

エレナインブルームの走りと騎手のサマンサの手綱捌きが冴え渡った今回のレース。牝馬ながらも長距離レースをものともせず6連勝中の彼女だが、今後はどんなレ

ースを見せてくれるのだろうか。期待しよう!

中山2歳馬最新情報!

春競馬真っ盛り5月2週の中山ワールド。今回はこれまでに誕生した将来有望と噂の若駒を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、スーパークリーク産駒の『スタンガン』(おうじくん氏所有)だ。「名前のとおり、電撃が走るようなキレのある末脚が魅力の一頭ですね。牡馬顔負けの馬体でパワーもスタミナもバッチリですよ!」と興奮気味に話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、ネヴァーベンド産駒の『ケダマキセキ』(けだま商事氏所有)だ。「しっかり調教もこなして、スクスク育っています。この調子でしっかり育成ができれば、重賞だって狙っていけると思います!うちの牧場に産まれた奇跡の馬ですよ♪」と笑顔で話す厩務員の川村。

ケダマキセキ / スタンガン