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Live!スポーツ 中山版 第25号

クラシック初制覇!

オークスはクリクリマーコ!

青葉賞での雪辱をバネに!

5月4週の東京競馬場では、牝馬クラシックの2戦目であるオークスが開催され、『クリクリマーコ』(まーさん氏所有)が勝利。前走の青葉賞での雪辱を果すと同時に、陣営に初のクラシック勝利をプレゼントした。

「長い距離は得意だと思って出走させた前走の青葉賞では、まさかの12着でした。あの結果を見て今回のオークスを回避しようかとも考えました。しかし、クラシックにも勝利できると思ってこれまで大切に育ててきたクリクリマーコに頑張って欲しいから出走することに決めましたよ。あとは勝利を信じて待つだけです」と馬主席で話すオーナーのまーさん氏。

レースでは4枠7番からの出走となったクリクリマーコ。まーさん氏の期待を背負いゲートを飛び出すと、馬群中ほどでリズム

良く道中を進んでいく。「何とかスムーズに前に出られたけど難しい位置だった」と後にまーたん騎手が話すように、内に包まれながらも徐々にスピードを上げるクリクリマーコ。外に持ち出しながら他馬の間に入り込むと、先頭を走る1番人気の『エンプレス』(うまの牧場氏所有)をアタマ差かわしゴールに飛び込んだ。

「やりました!陣営初のクラシック勝利です!これまでの騎手人生の中で一番嬉しい日ですよ。今日は正直位置取りがあまり上手く行かなかったんですけど、何とか前に出れました。あとはもう無我夢中で目一杯に追いましたね。ただそれだけですよ。今日はクリクリマーコが本当に頑張ってくれました!」と笑顔で話すまーたん騎手。

念願のクラシックを制したクリクリマーコ陣営だが、今後どのような活躍を見せるのだろうか。まずはこれからの出走情報に期

待しよう!

中山2歳馬最新情報!

もうまもなく2歳馬戦線が開幕する6月1週の中山サーバー。今シーズン誕生した2歳馬の中で、『大物か!?』と噂される2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、サーゲイロード産駒の『ジョウイシシ』(祇園氏所有)だ。「少し行きたがる癖がありますが、きっといい素質を持ってますよ。馬体もガッシリしていて逞しいですしね。将来が楽しみです」と興奮を隠せない様子でコメントする牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、シンボリルドルフ産駒の『カルアルド』(カルア所有)だ。「あの皇帝と呼ばれるシンボリルドルフの産駒です。出脚がとても良くて、度胸もある期待の一頭ですよ。もう少しスタミナが欲しいところなので、ビシバシ育成して鍛えていきたいですね」と話すオーナーのカルア氏。

ジョウイシシ / カルアルド