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Live!スポーツ 中山版 第24号

春天3連覇!

天皇賞・春はフカフカローレル!

春の盾は私のもの!

5月1週の京都競馬場では、競馬界伝統の一戦・天皇賞(春)が開催され、16、17シーズンの同レース覇者であり、別名「ミス春天」とも称される『フカフカローレル』(ふかふか氏所有)が勝利。3連覇を成し遂げると同時に、GT9勝目を挙げた。

「今日で3度目になる天皇賞への出走です。前回、前々回は上手く勝っていますから、もちろん今回も狙っています。「2度あることは3度ある」って言うじゃないですか?だから今回も絶対に大丈夫です。安心して馬券を買ってください」とレース前の馬主席で話したオーナーのふかふか氏。

レース当日はあいにくの天気で馬場はやや重。脚元を気にしながらも、軽やかにゲートから飛び出したフカフカローレル。勝負は、お得意の馬群前方の好位から一気に抜け出す戦法にでた。迎えた最

後の直線、前を向いたフカフカローレルがスパートを掛けると、前をいく『マイルストーン』(遠田雄一郎氏所有)を抜き去りハナを奪う。この時、後続との差は1馬身以上、勝ちを確信した鞍上のこねこ騎手が、3本指を空に向かって突きたてながらゴールに飛び込んだ。

「この勝利の時を待っていました!自分でも信じられないくらいです。今シーズンで7歳になったフカフカローレルもまだまだ元気一杯ですし、もしかしたら来シーズンも…って思っています。ファンの皆さん、次の春もここで会いましょう!」と興奮冷めやらぬ口調でコメントする主戦騎手のこねこ。

3度目の天皇賞・春も見事勝利で飾ったフカフカローレル。もはや春の盾は彼女だけのものといっても過言ではないだろう。3度あることは4度あるのか。期待しよう!

中山サーバー2歳馬情報!

今シーズンも優秀な若駒が多く誕生した中山サーバー。今回は、その中から期待の新星を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、ライスシャワー産駒の『ウェディングロード』(ラッキースロライク氏所有)だ。「毎日ビシバシ併せて鍛えていますよ!どうやら中から長距離が得意なようなので、もう少しスタミナが欲しいところですかね。調教で一皮剥けることを期待してます!」と嬉しそうに話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、ロイヤルタッチ産駒の『グラサンウォルロン』(タモさん氏所有)だ。「チラッと見たところ、育成は効率的に進んでいるようです。今シーズンの早い段階でデビューできるのではないでしょうか。体力があって根性もあるので、豪快な競馬を見せてくれると思います」と話す調教助手の寺島静。

グラサンウォルロン / ウェディングロード