競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ 中山版 第23号

快勝!1馬身差!

オークスはアゲハ!

樫の女王決定戦!

5月4週の東京競馬場では、牝馬三冠競走の内の一戦であり「樫の女王決定戦」とも称されるオークスが開催され、オープン初挑戦の『アゲハ』(ドルメロの魔術師氏所有)が勝利。樫の女王の座を勝ち取った。

流れるように軽やかなフォームとキレのある末脚が自慢のアゲハは、馬群中団から一気に差し切る競馬を得意としている。今日のレースも序盤の道中はやや後方で待機、じっくりと勝負に備えた。そのまま何事もなく道中をこなし、迎えた4角終盤でアゲハが徐々に動き出す。蝶が舞うように軽やかな脚取りでスッと外に持ち出すと急激に加速し始め、先頭を走る『コノミマーメイド』(サコミズ氏所有)をあっさりとかわし、1馬身差をつける余裕のゴールを観客に見せつけた。

「今日はイメージ通りに運べマ

シタ。スムーズに外に持ち出せたし、末脚も良い感じにのってくれた理想の形デス。これなら秋華賞もその次のエリザベス女王杯も狙っていけるとオモイマス!」とカタコトの日本語で話す主戦騎手のペリエ。

今日のレースはペリエの騎乗テクニックも冴えたが、特筆すべきはやはりアゲハの末脚だろう。トップクラスの3歳牝馬が集まるオークスで、2着に1馬身差以上をつける余裕を見せたアゲハ。ペリエの話ではエリザベス女王杯への出走を予定している様子。秋の出走情報を要チェックだ!

中山2歳馬情報!

春競馬シーズンに活気付く中山サーバー。今シーズン誕生した産駒もチラホラ入厩し始めているとのこと。今回は、来シーズンの活躍が期待できる優秀な2歳馬を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、キングヘ

イロー産駒の『サクセスショウゲキ』(トーレス氏所有)だ。「馬体はまだまだこれからですけど成長が早い馬ですね。ちょっと気性が気になる部分もありますけど、まぁ問題ないでしょう!スタートも上手いし、芝もダートもそつなくこなす。活躍の場は多そうですね」と話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、テディ産駒の『ミカレイダース』(永野氏所有)だ。「小回りが苦手そうな感じはするけど、それ以外は何の文句も付けようの無いくらい完璧ですよ。出走する競馬場さえしっかり選んであげれば来シーズンの春競馬で活躍できると思いますね!」と話す調教助手の滝本。

今回紹介した2頭はすでに入厩し調教を開始している様子。これからの育成状況にもよるが、しっかりと育成すればオーナーの期待に応える素質をもった2頭だ。

ミカレイダース / サクセスショウゲキ