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Live!スポーツ 中山版 第20号

春の盾勝ち取った!

天皇賞・春はディアメサイア!

絶好調の10連対!

春競馬シーズン真っ只中の5月1週。京都競馬場では天皇賞・春が開催され、『ディアメサイア』(リオン氏所有)が勝利。連続10連対中の大本命馬が、きっちりとファンの期待に応えた。

レースでは、その名前とは裏腹に、良い脚色で飛び出した『ヒッコミジアン』(たる氏所有)が、内ラチ沿いの好位置に陣取った。ディアメサイアはその後方、やや包まれ気味の6番手からのスタートとなり、道中を淡々と進んだ。レース終盤、残り3ハロン、後続馬が春の盾を奪おうと徐々にスピードを上げて来た。一呼吸間を開けて残り2ハロン。勝負どころを見極めた騎手の優駿が、軽く叩いてゴーサインを出すと、豪脚を爆発させる。グングンと伸びる末脚で、前を行く2頭を難なくかわすとゴール板を駆け抜けた。

「今日のレースを勝って連続1

0連対中です!ファンの皆さんに良いレースを見せる事が出来てホントに嬉しいですよ!今シーズンの大きな目標を達成する事が出来ました。今後も更に大きな目標に向かって、全力で頑張っていきたいです!」とコメントする騎手の優駿。

ディアメサイアのデビューはやや遅く、4歳の春だった。ぶっちぎりの7馬身差をつけて初戦を圧勝すると、途切れる事無く10連対。前走の阪神大賞典でも2馬身差をつけ快勝しただけに、今日のレースでも大本命だったが、いったいどこまで連対記録を伸ばすのだろうか。今後の出走情報と共に期待しよう!

最新!2歳馬情報!

春の日差しが暖かい中山サーバー。今回は、今シーズンに誕生した2歳馬の中から、本紙選りすぐりの期待の新馬を2頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、ハギノカムイオー産駒の『デュアメルシィ』(力蔵氏所有)だ。同馬は既に入厩しプール調教を行い、体重調整に勤しんでいるようだ。水の中をスイスイと進む姿を見せている事から脚の強さが見て取れる。この先しっかりと調教を行う事で、スピード・瞬発力に優れた競走馬に育ってくれるだろう。

次に紹介する馬は、カーリン産駒の『サンデジュウロク』(サンデーサイレンス氏所有)だ。同馬も既に入厩しており、ウッド・併せ等のハードな調教をこなしているようだ。見たところスピードも十分。併走馬に負けじと走る勝負根性もあり、将来の活躍が期待できそうだ。また、まだ幼駒ながらも騎手に忠実で、折り合い良く走れているのも見所。

今回紹介した2頭は、どちらの馬も重賞戦線で活躍が期待できる大物になるだろう。今後の行く末を見守ろう!

サンデジュウロク / デュアメルシィ