古馬の貫禄見せつけた！

６月の第２週、パラパラと小雨が降りしきる中、東京競馬場では安田記念が開催され、『マーチィ』（まーさん氏所有）が接戦を制し、安田記念連覇を成し遂げた。

マーチィはスタート序盤から先行して好位置をキープ。最後の直線に入ると、溜めていた脚で抜け出し一気に先頭をかわす。外から２着馬の『ボムカマイタチ』（ダイソン氏所有）が追い上げを見せたが、そのまま逃げ切り勝ちを収めた。

「今日は馬場状態が若干悪かったので少々心配してましたが、そんなの気にならないくらいの見事な走りを見せてくれましたね。最後は見ての通り強い競馬でした。ほんとすごい牝馬です」とまーたん騎手はコメントした。

ここ５戦負けなしのマーチィ。彼女の勢いを止める馬は現れるのか！？今後のレースから目が

離せない。

砂上を軽快に走りぬけ快勝！

６月４週目、古馬の春のダート最強馬を決める帝王賞が開催され、１番人気の本命馬『ブルードスター』（銀雪氏所有）が２着に３馬身差をつけ快勝した。

最後の直線、先頭を走る『メリリーディグダグ』（めりりー氏所有）を差すと、そのまま伸びた脚は他馬を大きく引き離し颯爽とゴール。

「ようやくイメージ通りの走りが出来ました。道中はしっかり折り合って、脚を溜める感じで。直線に入ってからの伸びは予想以上です。最後まで衰えることなく走ってくれました」とパルク騎手はコメントを寄せた。

人気に応える走りで存在感をアピールしたブルードスター。次はどんな走りを見せてくれるのか注目が集まる。