2歳牝馬女王決定戦!今シーズンも残すところあと僅かとなった12月2週、雲行き悪い阪神競馬場で、2歳牝馬の女王決定戦である阪神JFが行われ、『デイムプラチナ』(天成牧場氏所有)が激闘の末に勝利し、2歳牝馬女王の名を掴んだ。 レースは最後まで逃げ馬を見る形で進み、200mを切るまで勝負の行方はわからなかった。「あと少し距離が短かったり長かったりしていたら、勝てていなかったでしょうね。タイミングを見計らって仕掛けたんですが、かなり危なかったです。200を切った時点で『パインバーガンディ』(ナムル氏所有)はまだかなり前にいたし、『ヴェズレー』(やじ牧場氏所有)は勢いを上げて迫って来るしで、かなりヒヤヒヤでしたよ。でもデイムプラチナが頑張ってくれました。女王の名に相応しい走りができたと思っています。勝利で |
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きて本当に良かったです。これからもこの馬の主戦騎手として共に頑張っていけたら嬉しいです」とレース後にコメントする主戦騎手の天成太郎氏。 同馬のデビュー以来、全ての出走レースに騎乗している天成太郎氏。息の合ったタッグで今後もデイムプラチナと素晴らしい競馬を見せてくれる事を期待しよう。 あの2歳馬は今!今回は前号で紹介した2歳馬の成長の様子をお伝えしよう!デビュー戦を勝利で飾った馬や、厳しい調教を続け素晴らしい能力を手にした馬など、その育ち方は様々だ。 前号で最初に紹介した、『タイタンレジェンド』(フジヤン氏所有)。同馬はすでにデビュー戦を勝利している。その後のレースではまだ勝利していないが、東京スポーツ杯2歳Sでは3着とまずまずの結果だ。育成状況は良好な |
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ので、仕上げを上手く行えば好成績が期待出来るだろう。
次に紹介した、『ストレリチア』(リオン氏所有)。同馬はまだ成長前の段階なので、デビューはしていない模様。しかし、厩舎での厳しい調教でその身体に磨きをかけており、瞬発力に絶対的な自信を得ているようだ。成長段階的にはまだまだこれからなので、今後の調教にも気が抜けないだろう。
最後に紹介した、『クラシカルリボー』(えいいちホースクラブ氏所有)。同馬もまだデビュー前で、ハードなトレーニングに明け暮れる毎日を過ごし、目覚しい成長を遂げている。見る者を魅了する完璧に整った走り方や、キレのある瞬発力をモノにした同馬のデビュー戦が楽しみだ。