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Live!スポーツ 中山版 第3号

グローニンコア 初陣飾る!

2歳馬大特集号!

素晴らしきデビュー戦

かねてより本紙記者が注目していた競走馬『グローニンコア』(リヴァール氏所有)が、7月第2週・阪神競馬場で行われた新馬戦にてデビューを果たし、見事に初陣を勝利で飾った。

スタート直後に『ヒオカサンデー』(日岡氏所有)が飛び出し、そのまま逃げの体制をとる。一方のグローニンコアは最後方に位置し、他の競走馬の動きを警戒していた。先頭からしんがりまでは約6馬身、このままヒオカサンデーが逃げ切るかと思われた残り600メートルでレースが動く。若干ヒオカサンデーの勢いが落ち、失速し始めた。その瞬間を逃さずにグローニンコアが一瞬のうちに前へ飛び出し、あっという間に先頭へ躍り出る。必死に追走する後続を尻目に、グローニンコアは余裕の走りで6馬身もの差をつけ、そのまま一着でゴールを走り

抜けた。

グローニンコアは短〜中距離のレースを得意としており、今後2歳重賞戦線で上位を争う立場になることは間違いなさそうだ。

注目2歳馬大特集!第二弾

さて、今回も記者が注目する2歳馬について特集させていただこう。既に2歳馬のレースは開催されているが、本日紹介する2歳馬の仕上がり具合はまだこれからといったところ。今後の活躍がとても楽しみな競走馬たちである。

まず1頭目は『ギギアンダルシア』(ランド氏所有)だ。その馬体の充実は、誰の目から見ても明らかな程漲っており、そのスタミナは最高クラスである。また、一瞬の切れ味もなかなか素晴らしく、パワー溢れる走りで他の馬を圧倒するだろう。

2頭目は『マイシスター』(舞夢氏所有)。とても力が強いのだが、

少々気性難な所もあって言う事を聞かない時は抑えるのに一苦労するようである。勝負根性がとても強く、他の馬と並んで走るよりは常に前を行って自分のペースで走るのが得意なようだ。

続いては『ダウンヒル』(こうふくや氏所有)である。2歳馬の中でもトップクラスの体力を秘めており、中〜長距離でその実力を見せてくれるだろう。他に弱点らしい弱点が見当たらないが、唯一の弱点といえば、少々成長が遅いことではないだろうか。この馬の活躍を見るのはまだ先になるだろう。

最後は『ココエンゲージ』(ココラピ氏所有)である。若干瞬発力やパワーに不安があるが、スピードや持続力はまさしく怪物といっても過言ではないだろう。厩舎ではとてもおとなしく、調教がとてもしやすいと評判である。この馬もやはり成長に難があり、これからの調教に期待といったところだ。

注目の2歳馬 ギギアンダルシア