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Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第33号

念願のGT初勝利!

マイルCSはスイートアミバ!

末脚炸裂!

秋晴れの11月4週、京都競馬場で秋のマイラーチャンピオンを決定するマイルCSが開催された。レースでは、『フレンチノダリ』(まさ牧場氏所有)が先手を取ったが、『トーンカイセン』(東氏所有)が追走しており、この2頭がトップを競う形でレースを引っ張っていった。本命と予想されている1番人気の『ヒカルアシュレイ』(比翼氏所有)と2番人気の『スイートアミバ』(最強伝説氏所有)は馬群の後方に付き、チャンスを窺っていた。そのままレースは順位が変わることなく進み、最後の直線に入ると、大外からスイートアミバが末脚を発揮して一気に先頭を走る2頭を抜き去った。トップに立ったスイートアミバを後方からヒカルアシュレイが猛追するが、差を詰めることはできず、スイートアミバが1着でゴールを駆け抜けた。

「やりました!GT初制覇です!こんなに嬉しいことはありません!それに見ましたか?この末脚に対抗できる馬はいないでしょう。スイートアミバでこれからもどんどん勝っていきますので、期待していてください!」と話すのは騎手の貴公子。

念願のGT初勝利で陣営は喜びに満ちている。大外から駆け上がる末脚に実際レースを見ていた本紙記者も度肝を抜かれてしまった。スイートアミバの活躍に今後も注目していきたい。

注目の2歳馬特集!

シーズンも終盤に入り、各オーナーの元で来シーズンからの活躍が期待される若駒が次々と誕生している。ナド・アルシバワールドの2歳馬の最新情報をお伝えしよう。

まず、紹介するのは『ネスカフェスタ』(けいけい氏所有)。その父は、産駒の中央競馬・地方競馬を

合わせた通算勝利数が3000勝と、世界最多の記録を誇るサンデーサイレンスだ。ネスカフェスタは父とは違い、脚は逞しく丈夫そうで、馬体もしっかりと均整が取れている。気性も落ち着いているので、扱いやすい競走馬になってくれそうだ。これからの調教でどんな成長をしていくのか、楽しみだ。

次に紹介するのは『メッサリーナ』(ハル氏所有)。父は宝塚記念を制し、女性からの人気が高かったメジロライアン。「父によく似ていて、脚長で幅のある馬格しています。メジロライアンの産駒はメジロドーベルなど、GTを制している馬もいるのでメッサリーナにもすごく期待しています」と話すのはオーナーのハル氏。

今回紹介した2頭は、どちらも人気のある名馬の産駒だ。万全の準備をして来シーズンに挑み、競馬ファンが熱くなるような活躍に期待したい。

メッサリーナ / ネスカフェスタ