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Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第29号

王座は頂いた!

朝日杯FSはグランシャリオ!

いざ、春GT戦線へ!

12月4週の中山競馬場では、2歳馬の晴れ舞台・朝日杯FSが開催され、前哨戦であるデイリー杯2歳ステークスを勝利した『グランシャリオ』(倒壊帝王氏所有)が勝利。3歳春のGT戦線に向け大きく前進した。

抜群の先行力と終盤で見せる勢い衰えぬ末脚に定評があるグランシャリオ。道中は馬群前方9番手で折り合いよく進む。4コーナーを回り、前を向いたグランシャリオがグッとスピードを上げスパートを掛けると、良い脚色で『ミホノゼンブ』(こがみほ氏所有)がこれを追走。ハナ差程まで追い上げる。しかし、トップスピードに乗ったグランシャリオが底力の一伸びでミホノゼンブを引き離し、2歳王者に輝いた。

「本当はもう少し前に行きたかったんですよね…。今日は先行する馬が多かったので難しいレース

でした。けど、必要以上に行きたがることもなかったし、最後はすんなり前に出られました。ミホノゼンブも何とかかわすことができましたからね。大満足ですよ。この調子なら来シーズンのGTでも良い結果が出せそうです。」と話すデビュー戦からグランシャリオの手綱をとる鷹剛次郎騎手。

デビュー戦をぶっちぎりで勝利し、デイリー杯、朝日杯も勝利。春のGT戦線に向かって突き進むグランシャリオは、今後どんな走りで観客を沸かせてくれるのだろうか!

ナド・アルシバ2歳馬情報!

シーズン最終日、12月5週のナド・アルシバサーバー。今回は、来シーズンのクラシック戦線を賑わすであろう期待の若駒を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズを制した実力馬であり、シー

ザスターズ産駒の『ギネスザスターズ』(天舞氏所有)だ。「阪神ジュベナイルフィリーズも勝つことができましたし、今まさに絶好調です。来シーズンはクラシックを狙っていきますよ。中距離も長距離も得意なので、勝てる見込みはあると思います。3冠も夢ではないかもしれませんね」と来シーズンの抱負を話す天舞オーナー。

次に紹介する馬は、ハギノカムイオー産駒の『トーンアノヨロシ』(トントン氏所有)だ。「今シーズンは良い馬が産まれてくれました。デビューまでにはもう少しかかりそうですが、スタミナも持続力もあるし、パワーも十分です。ここまでの素質を持っている馬なら、クラシックはもちろんダートもかなりいけそうですよ。まずは焦らずに育成に励んで、デビュー戦で1着を取れるようにしたいですね」と期待馬への想いを話すトントンオーナー。

ギネスザスターズ / トーンアノヨロシ