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Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第25号

末脚炸裂!

秋華賞はメロディア!

全牝馬の頂点を目指して!

10月3週の京都競馬場では、牝馬三冠の最終戦である秋華賞が行われ、絶好調7連対中の注目馬『メロディア』(サト氏所有)が勝利。3歳秋の女王の座に輝いた。

6枠11番からの発走となったメロディアは、良いスタートで飛び出すと、馬群やや前方で好機に備えた。道中は、まわりの競走馬の動きを見極め折り合いよく進み、迎えた勝負の3ハロン。鞍上のササヤが、他馬よりワンテンポ早く仕掛けると、キレのある末脚を炸裂させトップに躍り出る。これに食らいつくように『タンブレッロ』(HHH氏所有)が必死に追いすがるが、頭一つ及ばずメロディアが1着でゴール板を駆け抜けた。

「今日は早めに仕掛けたんですが、素晴らしいキレだったし、かなり手応えがありましたよ。自分の思っていたペースで進む事も出来たし、しっかり力は出し切り

ました。次に目指すは、もちろん11月のエリザベス女王杯です。古馬とやり合っても、メロディアなら必ず勝ち負けに絡んできますよ。楽しみにしていてくださいね!」とコメントするササヤ。

メロディアは、6月2週に行われた仏オークスにも勝利している、今シーズン大注目の一頭だ。また、秋華賞に勝利し8連対中と走りも安定しており、ファンからの人気も高い。強豪古馬と激突するエリザベス女王杯だが、きっとこの馬ならやってくれるだろう。期待しよう!

期待の2歳馬情報!

秋競馬で盛り上がる10月4週のナド・アルシバサーバー。今回は、今・来シーズンでの活躍が期待できる優秀馬を3頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ダラカニ産駒の『アマゾンリリー』(麦わら海賊団氏所有)だ。デビュー戦

は、惜しくもクビ差で2着に終わったが、レースで見せた切れ味鋭い末脚は、これからの成長と共に更に磨きがかかることだろう。次走を見逃すな!

次に紹介する馬は、ネヴァーベンド産駒の『ジュネスカ』(エスディファーム氏所有)だ。デビュー前の同馬だが、育成状況は順調で、仕上がりは8分といったところ。調教では、併走馬に前を譲らぬ勝負根性を見せてくれたジュネスカ。調教師は、乗り手の指示を素直に聞くので、道中は中団で折り合って、後ろから行く競馬が持ち味の馬になるのではと話していた。デビュー戦では、豪快なレースを魅せてくれそうだ。

最後に紹介する馬は、ノーザンダンサー産駒の『リセットオシチャエ』(ジーニア氏所有)だ。デビュー戦では10馬身、続く500万下では7馬身差での勝利と、他馬を凌駕する圧倒的なスピードで2連勝しているリセットオシチャエ。これからも成長するだろう若駒だけに、連勝記録もどんどん伸ばしてほしい。要注目の一頭だ!

アマゾンリリー / ジュネスカ / リセットオシチャエ