競馬伝説Live!

Live!スポーツ

Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第24号

古馬最強決定戦

フミッピが秋の盾を制する!!

タイム差無しの激戦

東京競馬場で11月第1週に行われた天皇賞・秋を『フミッピ』(ふみ氏所有)が勝利し、初GI勝利と共に古馬最強の称号を手にした。

天候はあまり優れず、馬場状態は稍重。枠番は5番と先行策を得意とするフミッピにとって悪くない位置。天皇賞・秋は「外枠の馬は勝てない」と言われている事からも、良い位置と言える。各馬ゲートインしてレースはスタート。先陣を切って飛び出したのは『タマンフェス』(雪くん氏所有)。その1馬身半程後ろにフミッピを含む5頭程の先頭集団が追っていくという形で展開する。最後の直線に入ってからもタマンフェスの勢いは衰えず、このまま勝利してしまうかに見えた。しかし、そうはさせまいと後続から『マサオハート』(LARSEN氏所有)や『シェルズバーニング』(鳳凰氏所有)などがスパ

ートをかけ、タマンフェスをかわしにかかる。フミッピも必死に食い下がり、残り200メートルを切ったところで先頭に踊り出た。それと同時に内ラチ沿いから『バクアクシュ』(ゆーかけん氏所有)も飛び出し、フミッピに並ぶ。両者一歩も譲らず、激しい叩き合いの末ほぼ同時にゴールイン。写真判定の結果、ハナ差でフミッピの勝利。3着以下は、僅か0.1秒の間に3頭が同時にゴールするという大接戦であった。

フミッピはデビューが遅く、5歳春からのスタートとなっているが、土付かずの7連勝でのGI制覇となった。馬体も十分過ぎるほど漲っており、これからの古馬牝馬戦線での活躍が期待できる。

来Sのクラシック候補は!?

ナド・アルシバサーバーではまもなく12月となり、各オーナーの下では来Sの生産の準備が着々と進められている。また、今

S生産された2歳馬もクラシック戦線に向けて実力を蓄えてきている。その2歳馬の中で来Sのクラシック戦線に名を連ねる可能性が高い期待の競走馬を紹介しよう。

最初に紹介するのは、あのディープインパクトを父に持つ『エクスブレイド』(ケンジントン氏所有)だ。この馬の特徴と言えば、やはり父親から受け継いだスピードと瞬発力だろう。また、その加速力は「五冠馬」と呼ばれた名馬シンザンを彷彿とさせる。若干成長が遅いのが気になる所だが、余りある才能で十分にカバーできるだろう。

続いては、『シンプルオーヴァー』(などなど氏所有)を紹介しよう。まだデビューはしていないが、馬体は既に勝負出来る状態に仕上がっている。潜在能力を見ても、他馬を圧倒するスピードを持っており、そのスピードをフルに活かした力強い走りを見せてくれるだろう。

エクスブレイド / シンプルオーヴァー