クラシック候補生4月を迎えたナドアルシバサーバー。来年のクラシックに向けて、続々と2歳馬達が誕生している。その中で、クラシック戦線で活躍してくれそうな候補生達をここで一挙に5頭紹介しよう。 今年の有力2歳馬の父親で目立ったのは、『アイーンゴールド』(アイモロ氏所有)。まずはその中の2頭を紹介しよう。 まず、1頭目に紹介するのは、『エルイグジット』(JAY氏所有)。全体的な能力はとても高く、早くから活躍してくれるだろう。やや気性が荒い部分があるため、折り合いが勝利への鍵となってくる。距離適性は中距離から中長距離が向いており、来年のオークスなどが狙い目だ。 2頭目に紹介するのは、『オレノライオンマル』(俺の空氏所有)。後方で脚を溜め、瞬発力を生かすレースが向いている。得意な距 |
|
離は中長距離で、来年のダービー辺りを狙ってくるかもしれない。 「アイーンゴールド」以外を父に持つ産駒達も紹介しよう。 最初に紹介するのは、『スライドクイック』(フルマーク氏所有)。ナリタトップロードを父に持つ栗毛の牡馬だ。成長が遅いため、じっくり育てるのが良いだろう。根性がずば抜けているので、並んだら他の馬をねじ伏せてしまう。主に中距離から長距離まで走れるので、来年のクラシックが楽しみだ。 次に紹介するのは、『ラオウプレミアム』(オグリまっちゃん氏所有)。サクラプレジデント産駒の牡馬だ。短距離から中距離までと適性適性がとても広いので、幅広い活躍ができるだろう。安定した長く良い脚を使えるのが武器だ。 最後に紹介するのは、『ロマンスボーイ』(雪くん氏所有)。ディー |
|
プインパクトを父に持つ鹿毛の牡馬だ。偉大な父の能力を受け継いでおり、牡馬三冠を狙える能力も適性もある。親子2代制覇に期待したいところだ。
春の短距離王はシンマーク!
3月の終わりに、中京競馬場では春の短距離王決定戦・高松宮記念が開催された。雨の中、不良馬場でのレースを見事に制したのは、2番人気の『シンマーク』(ママ氏所有)だ。
道中は、先頭集団のすぐ後ろにポジションを取り、コースロスなく内々を回る。直線もうまく前が空いたところから抜け出し、2着に半馬身差をつけゴールを駆け抜けた。これが人馬共に嬉しいGT初勝利となった。一生忘れられないレースになったはずだ。
今後も、1200mのスペシャリストとして活躍してくれるに違いない。秋のスプリンターズSでも勝利し、春秋連覇を目指して欲しい。これからも目が離せない1頭だ。