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Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第11号

中央開催GIレースの皮切り

フェブラリーSはライトバートが勝利

悪天候のフェブラリーS

2月第4週に行われた中央開催今シーズン最初のGIレース・フェブラリーステークスを『ライトバート』(ジルファ氏所有)が勝利し、GI2勝目を挙げた。

天候はあいにくの雨、馬場状態は決して良い状態ではなかった。スタート直後は『カルーゾ』(エスディファーム氏所有)が飛び出し、大逃げの体制をとった。そのまま逃げ切るかとも思われたが、不良馬場のせいか第4コーナーを回ったところで大きく失速。そのチャンスを逃すまいと、ライトバートが前に飛び出し、残り300メートルでトップに踊り出る。後続からの追い上げを寄せ付けずに、そのまま先頭でゴール板を駆け抜けた。不良馬場をものともしない見事な勝利だった。

期待の2歳馬大特集

ついにナド・アルシバサーバーでも新しいシーズンが開始し、新しい競走馬達が次々と産まれている。各オーナー達の期待を背負い、これからの活躍が期待される2歳馬の中で、本紙が注目する未来のスターホース達を紹介しよう。  一頭目に紹介するのは『サウル』(CLIE氏所有)だ。この馬を見たとき、只者ならぬ気配に本紙記者は言葉を失った。均衡の取れた美しい馬体から生み出される動きからは、往年の怪物ホース達と同じか、それ以上の素質を感じる。牧場での走りからは、過去マイラーとして活躍した名馬達と重なって見えるような印象を受けた。唯一気になる点を挙げるとするならば、一瞬の切れ味が若干ではあるが鈍いような印象を受ける。CLIE氏の初重賞制覇、そして初GI制覇には、間違いなくこのサウルが関

わってくるだろう。

続いては『ミステリーショット』 (ユウオー氏所有)を紹介しよう。この馬の特徴はなんと言ってもそのスタミナで、他馬と比べても特に秀でている。レースではこのスタミナを活かして、中距離から長距離まで幅広く対応していけると思う。成長があまり早い方ではないので、活躍を見れるには少々時間が必要といったところか。

三頭目は『クエストトーラス』(ちらりホースバンク氏所有)。とても成長が早く、まだ入厩こそしていないものの既にレースができるほどに馬体が漲っている。全体的に高い能力を持っているが、気性が少々荒いため乗りこなすには苦労しそうな雰囲気が見える。芝よりもダートコースの方が好みらしく、実際のレースでもダートコースでその能力を発揮させる事だろう。

サウル・ミステリーショット・クエストトーラス