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Live!スポーツ ナド・アルシバ版 第9号

2シーズン連続ドバイ制覇

ビィウィズユー 世界制圧再び

もはや敵無し!

最後の菊花賞トライアル、神戸新聞杯を制したのは『レイキンハロワン』(みきすけ氏所有)だ。連帯率は6戦を終え依然として100%、今後もこの馬から目が離せそうにない。

世界の強豪達が一同に集結する砂の世界最高峰レース、ドバイワールドカップは『ビィウィズユー』(足柄山氏所有)が制し、2シーズン連続の世界制圧となった。レースは道中こそ少しかかり気味であったが、直線では内から馬群を割り一気に加速。他の追撃を退けゴール板を駆け抜けた。「道中では前に行きたがって心配したんですが、すぐに立て直せたのが良かったですね。直線では心配無かったですね。本当に強い馬です」と鞍上の熊はコメントした。GT初勝利となったクイーンエリザベスSから積み重ねたGT勝利数は11。連帯率も100%とまさに

世界王者の風格が漂っている。今後の展開については、まだ白紙と語っていたが、これからも非常に楽しみな世界王者の動向に注目だ。

春スプリントはプカリウム!

春のスプリント王決定戦の高松宮記念は、『プカリウム』(プーカ氏所有)が直線で大外から一気に抜け出し、1番人気の『プルバックバー』(フルマーク氏所有)と競り合いの末にアタマ差で勝利し、春のスプリント女王に輝いた。この勝利で昨シーズンのスプリンターズSに続き、GTレース2勝目を飾った。「馬が外に行きたがっていたので、思い切って行きました。手ごたえも良かったです。春になってまた強くなりましたね」と鞍上のプカはレース後に少し興奮気味で語った。

新たなる才能発掘

新しいシーズンとなり続々と

2歳馬達が入厩を迎えている中で、記者が注目する2歳馬達を紹介しよう。

まず『ミアスバレン』(ムハマド氏所有)を紹介。牝馬として大きめの馬体だが、非常にバランスの取れた素晴らしい馬体を持っており、性格も柔らかい。軽快なフットワークの中に力強さがありそうだ。距離視点から見るとクラシックも十分に狙え、安定したパフォーマンス見せてくれそうだ。

2頭目は『ミセスガール』(竹下氏所有)をピックアップしよう。仕上がりが早そうな馬体であり、早期から活躍が見込めそうだ。大きな特徴は、卓越したスピードと安定した精神力。2歳の主役となれるか。

3頭目は『ピーティークォーク』(ピーティー氏所有)を紹介。完成には遠いが、秘めた素質は超一級品。芝・ダート両方での活躍が見込める様で、圧倒的なパワーと勝負強さを武器に勝負して欲しい。

最後に『ライトマラカイト』(ジルファ牧場氏所有)を紹介。ややスピードが足りない気がするが、そこは一瞬の爆発力と力強さでカバーして欲しい。重馬場でも器用に走れるだろう。春のクラシックを十分に狙える素質があるだろう。