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同門ライバル対決！牝馬クラシック決戦・桜花賞では、『シバァローザ』（シバァ氏所有）が同氏所有の『シバァマーガレット』との競り合いを制し、見事３勝目にして重賞・ＧⅠ初制覇を果たした。 かつてシバァローザは、期待の２歳馬として本紙で取り上げたことがある。本紙の特集で注目した馬が、その後活躍している姿を見ると、何とも言えない嬉しさがあるものだ。 本紙で取り上げた後も順当にオープン戦を勝ち、昨シーズンの全日本２歳優駿では、同門のライバル・シバァマーガレットと初めての対戦。結果は半馬身差の２着と敗れたものの、次につながるレースを見せた。 今回のレースはそれ以来の直接対決。シバァローザにとっては初めての芝レースとなったこともあり、この時点では阪神ＪＦ２着の | |
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実績を持ち、直接対決に勝利しているシバァマーガレットに分があった。 レースは互いが互いをマークしながら、先行するシバァローザをシバァマーガレットが追走する形で進んだ。最初に仕掛けたのはシバァマーガレット。しかし、それに呼応するかのようにシバァローザも動く。前を行く馬に進路を塞がれていたシバァマーガレットが、外に持ち出して距離をロスした分、前を行くシバァローザが１馬身の差を付けて先着した。今回のレースが初騎乗となる司馬騎手は、「シバァマーガレットのマークはそれほど厳しくなかったので、流れに合わせて進んでいくことだけ心がけました。相手の仕掛けが遅かった分、こっちは余裕でしたね。最後迫られたけど、抜かれる気はしませんでしたね」と、してやったりの表情を浮かべた。 同じオーナーの下で生まれ育ち、同じ冠名を付けた２頭の対決 |
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は、これで互いに１勝１敗。今後もこの対決は続いていくことだろう。
次のスターはどの馬？
こうなると俄然注目が集まる２歳馬特集。今回は牡馬と牝馬をそれぞれ１頭ずつ紹介してみることにする。
牡馬で注目しているのは『トーンマイン』（トントン氏所有）。スピード能力・スタミナなど、どれを取っても一級品であることは疑いようがない。芝もダートも走れる適応能力で、仕上がりもかなり速くなる見通しが立っていることから、２歳から重賞戦線に絡んでくるのはほぼ確実だろう。今からデビューが待ち遠しい期待の逸材だ。
牝馬で注目しているのは『ゼロカロリー』（金太郎氏所有）。トーンマインに負けず劣らず、バランスの取れた高い能力を持っているように見える。瞬発力の高さは牧場長の柏木氏が太鼓判を押したほどで、スプリント能力は随一。２歳女王候補の筆頭とも噂されており、期待が持てそうだ。
