ジャック・ル・マロワ賞を制覇8月第3週に行われたジャック・ル・マロワ賞を、『コールドウェハ』(ムハマド氏所有)が見事制覇し、マイラー最高峰の座に輝いた。 スタートの直後は先頭集団を尻目に最後方をキープして、全体の動向を観察しチャンスを狙うお得意の戦法を取った。中団では9頭もの馬が固まっており、抜け出すにはとても不可能な状態にも見えた。 | |
厩舎)が猛追を見せるが、後一歩及ばずコールドウェハが一着でゴールインした。 メグメルとコールドウェハは一度安田記念で対決しており、その時は僅かの差であるがメグメルが差し切って勝利し、春のマイル王の座を手にしている。「この時の屈辱を再び味わう訳にはいかない」という高橋亮騎手とコールドウェハの思いが、この勝利をもたらしたのではないだろうか。 来年の安田記念へのリベンジも含め、これからのマイル戦線での活躍を楽しみに見守っていきたい。 続報!注目2歳馬特集前回も本紙にて注目株の2歳馬について特集させていただいたが、紹介しきれなかった残りの2歳馬を紹介しよう。 まず1頭目は『ノリサンレット』(まさずみ氏所有)だ。すでに調教は開始しており、仕上がりは |
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上々といったところだ。まだまだ発展しそうに見えるが、すぐにでも勝負が出来るほど馬体は漲っている。ダート中距離戦線でその実力を発揮するだろう。
2頭目は『シバァローザ』(シヴァ氏所有)。先週デビューを果たし、初戦を見事に勝利している。パワーと持続力はなかなかの資質を秘めているようで、その能力はダート、特に短中での走りで活かされる事だろう。
最後は『シキクウホウレンゲ』(AZ氏所有)である。パワーに若干の不安があるものの、それを補って余りあるスピードとスタミナが備わっている。その実力をフルで発揮す事が出来れば、マイル戦線で驚異的な強さを発揮するだろう。まだまだ調教はこれからといったところだが、これからの成長が楽しみだ。