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Live!スポーツ 京都版 第29号

今シーズンGT3勝目!

アーリントンミリオンはアゲナが制す!

2連覇達成!

8月3週の京都ワールド。海外競馬場ではアーリントンミリオンが開催され、『アゲナ』(かずみたん氏所有)が4連勝と絶好調の『ロメロ』(アロエファーム氏所有)を抑えて勝利し、アーリントンミリオン連覇を達成した。

レースでは、過去にアーリントンミリオンを勝利した『タイトスポット』が先手を取ってスタートした。タイトスポットのすぐ後ろからは、アゲナや『ラグスネックス』(山田花子氏所有)が追走しており、トップがいつ入れ替わってもおかしくない状況だった。最後の直線に入ると、ここまでの疲労が出てきたのか、タイトスポットは急速に後退。2番手につけていたアゲナがトップに立った。ロメロやラグスネックスが猛追を見せるが、届かずにアゲナが1着でゴールを駆け抜けた。

「位置取りが良かったので、有

利にレースを進めることができたのが勝因ですね。ラグスネックスに借りを返すことができたし、ほんと嬉しいです。来シーズンも勝って3連覇を狙ってみたいですね」と話すのは、アンドレ騎手。

アゲナは今シーズンのシンガポール航空国際カップで、2着とラグスネックスに敗れており、今回のレースで借りを返した形だ。2頭にはこれからも競い合って素晴らしいレースを見せてほしい。

注目の2歳馬特集!

今シーズンも粒ぞろいの若駒が多く誕生した京都ワールド。その中でも群を抜いた素質を持っている2歳馬を紹介しよう。

まず、紹介するのは『ハンカチオウジ』(はんちん氏所有)。父はあのサンデーサイレンスを輩出したヘイローだ。ハンカチオウジはスピードやスタミナなど、全般的に高い素質を持っているとの情報が入っている。「疲れを知らないのか、

どんなに走ってもあまり息を乱さないし、汗もかかないね。かなりのスタミナを持っていると思うよ。デビュー戦は期待できそうだね」と話すのは、オーナーのはんちん氏。

次に紹介するのは『ザダークマスタ』(ナンセンス氏所有)。父は菊花賞を制し、種牡馬としてはデルタブルースなどのGT馬を輩出しているダンスインザダークだ。ザダークマスタはまじめで大人しい気性をしている。これなら調教も順調に進むことだろう。馬体も大きく、パワーのある走りをしてくれそうだ。「父馬もその産駒も長距離のレースで活躍しているから、ザダークマスタも同じように活躍してくれると期待しているよ」と話すのは、オーナーのナンセンス氏。

ハンカチオウジ / ザダークマスタ

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