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Live!スポーツ 京都版 第25号

デッドヒート制す!

ダービーはハイネスロワイヤル!

歴史に残る名勝負!

6月1週の東京競馬場では、競馬の祭典と称され、全ての馬主が憧れる夢の舞台である東京優駿が開催され、1番人気の『ハイネスロワイヤル』(山田花子氏所有)が、3番人気の『ガレル』(かずみたん氏所有)との一騎打ちに競り勝ち勝利。前走では叶わなかったファンの期待にしっかりと応えた。

レース当日はあいにくの梅雨空で馬場は不良となった。全ての競馬ファンが注目する中、不良馬場にも動じずに落ち着いた雰囲気でゲートから駆け出したハイネスロワイヤルは、馬群前方に陣取り道中を進む。4角を回り、前を向くと早々にハナを奪うが、これをガレルが猛追。両馬が併走する形でゴールに向かって突き進む。最後の最後まで一歩も譲らぬデッドヒートを繰り広げるが、ハイネスロワイヤルが僅かに体勢有利にゴール。叩き合いの勝負をクビ差

で制した。

「前走ではファンの皆さんの期待に応えることができなかったのでなんとしても勝ちたかったんです。今日は不良馬場でしかも外枠でしたけど勝つ自信はありましたよ。見せ場もあったし、大舞台に相応しい競馬ができたんじゃないですかね。」と大歓声の沸き起こる中、勝利の喜びを語る騎手のはなこ。

3歳馬の最高の舞台で最高の競馬を見せたハイネスロワイヤルとガレル。今日のレースは、競馬界の歴史に残る名勝負と言っても過言ではない。ハイネスロワイヤルの今後の出走予定は定かでないが、まだまだ活躍してくれるだろう!

京都の期待馬は!?

全サーバーの中でも特に優れた競走馬を多く輩出している京都サーバーだが、噂によると、今シーズンに誕生した若駒は例年に

無いくらいに大豊作のようだ。早速2頭の期待馬を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、サクラバクシンオー産駒の『ユコアスピリック』(デビっとん氏所有)だ。「この馬は完璧です!今シーズンに生まれた若駒の中でトップクラスの素質を持っていると確信しています。どうやら短距離が得意のようなので、スプリンターズSを目標にする予定です。この馬ならGTもいけると思います!」と話すオーナーのデビっとん氏。

次に紹介する馬は、スーパークリーク産駒の『キングオブギョウザ』(らんぷ氏所有)だ。「我が牧場で一番期待している馬です。ビックタイトルをも勝てる馬に育ってくれるのではないでしょうか。そのためには他の強豪に負けない育成計画が必要です!気合を入れていきますよ」と真剣な表情で話す牧場長の柏木。

キングオブギョウザ / ユコアスピリック