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Live!スポーツ 京都版 第24号

見せた!最速の走り!!

モーリス・ド・ゲスト賞はイソジンパワァ!

二度目の挑戦でタイトルを掴み取る!

8月1週目、海外競馬場ではフランスの短距離最高峰レースとして知られるモーリス・ド・ゲスト賞が開催され、4番人気の『イソジンパワァ』(イソムラ氏所有)が勝利。国内で何戦ものスプリントレースを制してきたイソジンパワァは、海外でもその力を発揮し名を馳せた。

イソジンパワァは好スタートを切ると、先頭集団から離れずぴったりマークし道中様子を伺う。最後の直線、鞍上のシャナ騎手の合図とともに得意の瞬発力で一気に先頭に踊り出ると、追走してくる他馬を抑えてゴールを駆け抜けた。

「モーリス・ド・ゲスト賞は、昨シーズン挑戦して惜しくも逃したタイトルだったので、絶対もう一度挑戦したいと思っていました。見事リベンジを果たすことができ

て本当に嬉しいです!今日のイソジンパワァの走りは理想通りですね。序盤から好位置をキープすることができたし、しっかり我慢して走ってくれました。直線の伸びも申し分なかったです。海外遠征って馬への負担が大きいので不安もあるのですが、7歳とは思えないくらい強い走りを見せてくれて満足しています」と話すのは、主戦騎手シャナ。

国内に戻ってからの活躍に今後も注目しよう!

京都2歳馬情報!

8月になり、馬主の期待を背負った2歳馬たちが次々とデビューを迎えている京都サーバー。今回はその中から2頭の若駒を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ロックオブジブラルタル産駒の『ハードヴィーナス』(のりやん氏所有)だ。「日々の調教は併せを中心にビシバシやっていますよ。育成状況

も快調ですし、今シーズンはこの馬に期待しています。体力も瞬発力も凄いですし、何より騎手に忠実なのがこの馬の飛びぬけた特長ですね。あとはもう一叩きして、スタミナ面を鍛え上げれば完璧ですよ。重賞も十分に狙えますね」と並々ならぬ意気込みで話すオーナーののりやん氏。

次に紹介する馬は、ヘイロー産駒の『キノコダッシュ』(はんちん氏所有)だ。「先輩馬と並んでも堂々としていて度胸がありますね。フォームもいいし、かなりの素質を持つ良馬ですよ!デビューはまだもう少し先になりそうですが、すっごく楽しみです♪」とにこやかに話す厩務員の川村。

ここで紹介していないが、他にも期待できる馬は何頭も誕生している。一長一短を見極め、しっかりと調教を行ってより強い馬に仕上げて欲しい。

ハードヴィーナス / キノコダッシュ