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Live!スポーツ 京都版 第22号

念願の海外GT制覇!

KJ&QES アスレークが制す!

前走の雪辱晴らす!

ヨーロッパの上半期最強馬決定戦に位置づけられる、キングジョージ&クイーンエリザベスステークスが7月4週に開催され、1番人気の『アスレーク』(かずみたん氏所有)が勝利。異国の地にその名を轟かせた。

レースでは逃げる3枠3番のリボーを追う形でのスタートとなった。リズム良く折り合い、付かず離れず絶妙な位置取りで道中を進むアスレーク。4コーナーを抜け最後の直線、ゴーサインに合わせ末脚を爆発させたアスレークが、5馬身程前を行くリボーを難なくかわし、疾風の如くゴール板を駆け抜けた。

「念願の海外のビックタイトルを勝つことができました!前走のコロネーションカップやドバイシーマクラシックでは悔しい思いをしましたからねー。今日は、道中も逃げ馬に惑わされずに良い位置

で運べたし、最後の勝負所でも安心して乗っていられました。満足いく競馬ができたと思います。今後は、チャンスがあれば日本のGTでも結果を残したいですね」と意気込みを語る騎手の允。

今回のレースで、初のビックタイトルを勝ち取ったアスレークは現在5歳。大器晩成とはまさにこの競走馬を指すための言葉だろう。今後は、海外だけでなく国内GTへのチャレンジにも期待しよう!

京都2歳馬情報!

今シーズンも多くの期待馬が誕生したと噂の京都サーバー。その中でも特に期待の大型新馬を3頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、トウショウボーイ産駒の『ギンママサーティン』(シルバー氏所有)だ。「こんなスゴイ馬は今までに見たことがないですね!走り方が半端じゃないんスよ!なんつーかこう、走

るっていうか、飛んでるようにしかみえないんですよ!助手仲間の間でも噂になってますよ。あの馬は来シーズンの重賞戦線で活躍するんじゃないかって。とにかくすごいんで、絶対チェックしといた方がいいッスよ!」と話す調教助手の浅田。

次に紹介する馬は、ネヴァーベンド産駒の『アルティア』(はんちん氏所有)だ。「最近はいい時計も出ていますし、デビューはなかなか早そうです。特に、出脚は他の馬には無い飛びぬけた素質を持っているので、上手く前に行く競馬ができれば自然と勝てる馬だと思います。間違いなく重賞クラスは狙っていけますよ」と自信満々でコメントする牧場長の柏木。

今回紹介した2頭はどちらも順調に育成が進んでいる様子。来シーズン、この2頭はいったいどんな走りで観客を盛り上げてくれるのだろうか。

ギンママサーティン / アルティア