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Live!スポーツ 京都版 第20号

豪快!大外一気!

日本ダービーはシロイカミカゼ!

カミカゼに乗って!

京都サーバーの6月1週。日本競馬の祭典・日本ダービーが開催され、『シロイカミカゼ』(白女氏所有)が豪快な末脚を炸裂させ勝利した。

レースでは、7枠15番の外枠発走となったシロイカミカゼ。道中では、馬群最後方から他馬を追走する形となった。4角を回り最後の直線、騎手の白豊が目一杯に追うと、同時に外に持ち出し一直線。神風の如く颯爽と他馬を追い越し、最後まで必死に抵抗する『ハマノキートン』(はまだす氏所有)をハナ差でかわすと、1着でゴール板を駆け抜けた。

「前シーズン末から挑戦してきた重賞や、4月に行われた皐月賞を含め、4度勝利を逃してきました。特に、皐月賞で勝てなかったのは悔しかったです。何とかシロイカミカゼにGTを勝たせてやりたかったし、私も今日のダービー

は絶対に勝ちたかったんです。レースはかなり際どい結果でしたが、夢のダービーを獲る事が出来ました。もう感無量です。これからも頑張りますので、応援宜しくお願いします!ありがとうございました!」と勝利の喜びを涙ながらに語る白豊。

シロイカミカゼは、これまで出走してきた4度の重賞レースで、毎回掲示板に載る安定した走りを見せるものの、勝利には一歩届かなかった。今日のレースでの勝利を誇りに、今後のレースでも活躍していってほしい。

京都サーバー2歳馬情報!

もうまもなく2歳馬戦線が幕を開ける京都サーバー。今回は、期待のホープを3頭紹介しよう!

最初に紹介する馬は、イエローゴッド産駒の『リトルベロゴッド』(ちょこっと氏所有)だ。調教の様子を見る限り、併走馬相手に必

死に走る勝負根性や、スピード・スタミナも十分。折り合いも良く、非の打ち所がない。しっかりと鍛え上げれば、GTも狙える競走馬に育つだろう。

次に紹介する馬も、同じくイエローゴッド産駒の『ウゴッカ』(紅蓮氏所有)だ。激しい併せ調教をメインにこなしている同馬の魅力は、騎手の指示に従いしっかりとペースを守る折り合いの良さと、ここぞという場面で一気にスパートをかける瞬発力だ。馬体はまだまだ成長前といったところだが、この馬もビックタイトルを狙える一頭になるだろう。

最後に紹介する馬は、サンデーサイレンス産駒の『オールマイティー』(舞鶴牧場氏所有)だ。調教では、スピードを保ったまま長い距離を走りぬく持続力を武器に、後ろから差し切る競馬を披露した同馬。先に紹介した2頭に比べ、若干パワーが劣る印象だが、この馬も重賞レースで活躍するレベルの馬だろう。

リトルベロゴッド / ウゴッカ / オールマイティー