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Live!スポーツ 京都版 第14号

直線勝負!堂々勝利!

ウァレフォル 宝塚記念を制す!

夏のグランプリに輝く!

6月第5週、阪神競馬場で宝塚記念が行われ、『ウァレフォル』(シャドウファーム氏所有)が夏のグランプリホースに輝いた。

小雨、重馬場というコンディションで行われたレースであったが、これまでどんなレースにも確実に結果を出してきたウァレフォルにとって、馬場の状態は全く問題にはならなかった。得意の後方待機でレースを慎重に運んだウァレフォルは、最後の直線で外から追い上げ始める。『ダンサーハギノ』(白女氏所有)も後方から良い脚で追い上げてくる。直線半ばでウァレフォルが前を行き、ダンサーハギノも良い走りを見せたが、そのままウァレフォルがゴール板を通過して勝利した。

「馬の力を信じて走りました。結果を残すことができてよかったです」と話す卍騎手。ウァレフォルはこのレースで7戦6勝・GT2勝

目を勝ち取った。

激戦!帝王賞!

一方地方競馬では、『マスカトップスター』(マスカレード氏所有)が帝王賞を制し、GT初制覇を成し遂げた。

今回のレースは、マスカトップスターにとって、ドバイワールドCの覇者『リジェネシス』(ワンチョ氏所有)との激戦となった。序盤、中団に位置していたマスカトップスターは、最後の直線で外から追い込みを見せ始める。外に大きく膨らんだマスカトップスターとは対照的に、リジェネシスは序盤から好位置につき、内から突き進む。最後は2頭による激戦となったが、マスカトップスターが限界を超えた末脚で見事勝利した。

エプソムCに続く連勝でGT初制覇を成し遂げたマスカトップスター。今後の出走に注目が集まる。一方、敗れたリジェネシスは、今回のレースで引退することとな

った。

注目の2歳馬特集!

今シーズンもいよいよ新馬戦が始まった。オーナーの期待を背負った2歳馬たちが新馬戦で頭角を表し始めている。今回も期待の2歳馬を紹介しよう。

はじめに紹介するのは『グーシオン』(シャドウファーム氏所有)。真っ白な美しい馬で、今シーズンの2歳馬の中で最も期待されている1頭だ。全体的に能力が高く、大レースで活躍する姿を見せてくれそうだ。

次に紹介するのは『アロエルンルン』(アロエファーム氏所有)。驚くほどのスピードと瞬発力が特徴的な2歳馬で、芝・ダートともに短距離レースで活躍してくれそうだ。

最後に紹介するのは『スカイサウザント』(ゲルティス氏所有)。スタートの良さと力強さが特徴的だ。最後の直線でスピードが持続するかが勝負のカギとなりそうだ。これからの調教で万全に仕上げてレースに臨んで欲しい。

マスカトップスター / グーシオン / アロエルンルン / スカイサウザント