見事な押し切り勝ち11月の最終週に、京都競馬場では秋のマイル王を決めるマイルチャンピオンシップが行われた。このレースを制したのは、5番人気の3歳牡馬『ヒロノマンハッタン』(ひろの3号氏所有)だ。古馬を抑え、初のGT挑戦で見事勝利を飾った。 レースでは、まずまずのスタートから先団を追走。最後の直線では早めに先頭に立つと、後続の追撃を半馬身差抑えてゴールイン。5番人気ながら危なげないレース運びで1着を獲得した。 「この馬のスピードは本当にすごいんですよ。抜け出してからがしぶとくて、しかもなかなかスピードが落ちないので、今日は追いつかれることなく勝てました。この馬には2歳の時から乗せてもらっているので、ここまで来てGTを取れて本当に嬉しいです」と主戦のたか騎手は満面の笑みをこぼ |
|
した。 次走はまだ未定。マイル戦から中距離戦が得意なことから、今年は放牧に出される可能性が高いが、もしかしたら12月もどこかの競馬場でお目にかかれるかもしれない。ヒロノマンハッタンの今度の動向に目が離せない。 女王決定戦を制したのは
|
|
獲得した。これからも女王の貫禄を見せて欲しい。気になる次回の登場はまだ分からないが、距離適性などを考えると暮れの大一番有馬記念でその姿を拝めるかもしれない。今度はどんな女王の舞を見せてくれるか、今から楽しみだ。
伝統の天皇賞馬は
ボールドシャドウ
秋には数多くのGTレースが開催される中、伝統の一戦・天皇賞が開催された。今年の天皇賞を制したのは、3歳馬の『ボールドシャドウ』(シャドウファーム氏所有)だ。
新馬戦では2着となってしまったものの、続く未勝利戦から神戸新聞杯まで負け知らずの4連勝、今回の勝利で連勝を5と伸ばした。次走はジャパンカップ辺りに現れるだろう。
ここ最近、3歳馬達の活躍が特に目立つ。今年はクラシック世代のレベルが高い証拠とも言えるだろう。今年最後の大舞台・有馬記念でも、古馬対3歳馬の激しい戦いが繰り広げられ、好勝負が見られるだろう。