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Live!スポーツ 京都版 第10号

次はGT制覇だ!

無敗の6連勝 弥生賞はオメガザタキオン

牡馬には負けないわ

この季節はクラシックトライアルレースで賑わいを見せる。そんな中、弥生賞が3月の第2週目に行われ、1番人気の『オメガザタキオン』(ハシルハナ氏所有)が人気に応えた。

レースは、オメガザタキオンが積極的にハナに立つ展開。16頭を引き連れ、最終コーナーへ。直線、並ばれながらもすぐに他の馬を引き離す。スピードはまったく衰えることなく、後続を突き放しにかかった。最後は2着に2と2分の1馬身差を付けて快勝した。

「ファンの期待に応えることができました。次はいよいよ皐月賞です。この馬にGTのタイトルをぜひ、取らせてやりたいと思っています。牡馬クラシックの皐月、ダービーを勝つことができたら嬉しいですね」と主戦のモンス騎手は今後について語った。

前回本紙の記事で、取り上げた有力馬の1頭。2歳の頃から記者も注目していた同馬の活躍に、記者も嬉しさが込み上げる。

ここまで負けなしの6連勝。ゆったりした流れで一層力を発揮し、スピードは中々落ちることはなさそうなので、前々の競馬をさせたら右に出るものはいないかもしれない。

安定感のある走りで、どこまで連勝記録を伸ばしてくれるのか楽しみだ。次走で、初のGT勝利制覇に期待しよう。

注目2歳期待馬を探そう

ここ京都競サーバーでも続々と2歳馬が誕生を迎えている。そんな中から、今年の期待馬を一気に4頭紹介してしまおう。

最初に紹介する馬は、父にガリレオを持つ『ガリチャム』(シャドウファーム氏所有)だ。距離の自在性も魅力だが、スピード、スタミナ、根性など多くの能力がずば

抜けている。来年の牡馬3冠レースを賑わしてくれる1頭だろう。

2頭目に紹介するのは、スキーキャプテン産駒の牡馬『クリスタルベーナ』(ベーナ氏所有)だ。短距離から中距離辺りまでの活躍が期待でき、素晴らしいスピード能力と強い調教にも耐えられる体力の持ち主だ。レースでは安定した走りをみせてくれるだろう。

次に紹介する馬は、父にノーザンダンサーを持つ『タマコタンポポ』(玉子様氏所有)、栗毛が美しい牝馬だ。ややダート向きの走りだが、芝もなんとかこなせるだろう。スピード、スタミナ、持続力がずば抜けているので、バテないのが強みだ。

最後に紹介するのは、父はテディという良血統の『ラクシア』(日本海マリン氏所有)だ。抜群のスタートセンスを持っている同馬は、前々の競馬で力を発揮してくれるだろう。距離適性も広く、短距離から中距離までこなしてくれそうだ。

ガリチャム クリスタルベーナ タマコタンポポ ラクシア