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Live!スポーツ 小倉版 第13号

ヤッタゼ!宝塚記念初制覇!

宝塚記念はアクアドロンジョ!

ハナ差の大接戦!

6月5週に上期GTの総決算となる宝塚記念が開催され、5番人気の『アクアドロンジョ』(みずがめ氏所有)が制し、通算でGT3勝を達成した。

当日は快晴で馬場の状態も良好。春のグランプリを間近で見ようと、阪神競馬場には多くの競馬ファンが訪れた。レースは揃ったスタートで始まった。アクアドロンジョは馬群の後方に位置し、虎視眈々と差す機会を窺っていた。

レースが動いたのは、最終コーナーに入ったところだ。後方に位置していた競走馬が外に持ち出すと、直線に入るところで隊列は詰まった状態から横いっぱいに広がった。各馬が激しい競り合いをする中を抜け出して、トップに立ったのはアクアドロンジョだ。残り1ハロンから『エアフォースワン』(バディー氏所有)の猛追を受けるが、ハナ差で振り切り、1着で

ゴールを駆け抜けた。

「ゴール直後は差し返されたかと思いましたが、振り切れて良かったです。ここまで僅差だと勝った喜びもぐんと大きくなりますね。皆さん、声援ありがとうございました!」と話すのは白浜舞騎手。

現在6歳と高齢馬のアクアドロンジョだが、これからも競馬界を賑わせてほしい。

注目の2歳馬特集!

新馬戦がスタートし、活気づいてきた小倉サーバー。活躍が期待される2歳馬の情報は多く流れているが、その中から本紙が厳選した若駒を紹介しよう。

まず、紹介するのは『メテオヘルハウンド』(ミーティア氏所有)。迫力のある馬体は見た人を驚かせ、たちまち魅了してしまうだろう。父は1995年から2007年にかけて13年連続でリーディングサイアーとなったサンデーサイ

レンスだ。「あのサンデーサイレンスの産駒ですからね。新馬戦でどんな走りを見せてくれるのか、すごく楽しみなんですよ!この馬体なら活躍は間違いありませんね!」と嬉しそうに話すのはオーナーのミーティア氏。これからの調教でどんな競争馬に育つのだろうか、デビュー戦が待ち遠しい。

次に紹介するのは『リオアラジャネス』(ゆかぱん氏所有)。父はタニノチカラで天皇賞(秋)や有馬記念を制した強豪馬だ。「牧場で駆ける姿は綺麗で安定しています。少し気性が荒いのが心配ですが、GTを制覇してくれる競走馬に成長してくれるでしょう。期待してください」と話すのはオーナーのゆかぱん氏。タニノチカラは、故障しても必ず復帰して勝利を掴んできた。多少の弱点はあっという間に解決できるだろう。

メテオヘルハウンド / リオアラジャネス