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Live!スポーツ 小倉版 第12号

呻る豪脚!

宝塚記念はサマーソニック!

サマーソニックが夏を制す!

6月5週の阪神競馬場では、宝塚記念が開催され『サマーソニック』(りょうす牧場氏所有)が勝利。その名の如く呻る豪脚で、初夏の阪神競馬場を制した。

「今日の舞台はサマーグランプリとも呼ばれる宝塚記念、そして馬名はサマーソニックですからね、何としても勝ちたいです!それに、ライバルの『バンブーペリオン』(ばんぶーぼーや氏所有)もいます。前走のドバイSCでは完敗でしたけど、今回は絶対に勝ちますよ!」とレースに対する意気込みを話すオーナーのりょうす牧場氏。

レースでは、8枠17番からのスタートとなったサマーソニック。キレのある出脚で颯爽と駆け上がると、馬群やや前方で待機。好機に備えた。第4コーナーを回りながら、やや早目に仕掛け始めると、大外を一気に駆け上がる。そ

して、迎えた最後の直線では、最内を行く『ミソカツロボコップ』(味噌勝氏所有)をかわし、1着でゴールに飛び込んだ。

「前走まではずっと後ろから行く作戦でしたが、今回は前に行くことを意識して乗りました。外枠だし、初めての作戦なので、上手くいくか心配なところはあったけど、良い結果が出せて大満足ですね」とレース後に喜びのコメントを残した騎手のカイト。

今回は作戦を変更し、前を行く競馬で宝塚記念を制したサマーソニック。今までとは違う可能性を見せただけに、今後どんな活躍を見せてくれるのかが気になるところ。ジャパンC連覇や、春・秋グランプリ制覇もあるかもしれない!

小倉期待の2歳馬は!?

夏の日差しが暑い7月1週の小倉ワールド。今回は厳しい調教を乗り越えスクスクと育つ、期待の

2歳馬を2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、メジロマックイーン産駒の『メテオジャクリーヌ』(WAREHOUSE氏所有)だ。「スタートの良さは群を抜いていますね。レース序盤ではかなり有利な位置につくことができそうですよ。他の能力面もいいものを持っていますしね。重賞クラスの競走馬になれると思います」と笑顔で話すオーナーのWAREHOUSE氏。

次に紹介する馬は、スーパークリーク産駒の『チェスタークリーク』(バディー氏所有)だ。「いやー、こんなタフ牝馬は見たことありませんね。本当に牡馬顔負けですよ。スタミナも持続力もパワーもあるので、長い距離を走るレースで特に期待できるんじゃないでしょうか」と期待を寄せるバディー氏。

メテオジャクリーヌ / チェスタークリーク