混戦の末に掴んだ勝利!8月1週の小倉競馬場では、夏の小倉の風物詩小倉記念が開催され、『シルヴィアトヨラ』(トヨラ氏所有)が混戦の中、2着馬にクビ差をつけ勝利した。 レースはややハイペースで進む。中盤にシルヴィアトヨラが先頭を奪うと、他馬の猛追を退けそのまま脚どり衰えることなくゴールを駆け抜けた。 「いやぁようやく勝てましたね。嬉しいです。思っていたより早く先頭に立ってしまい後半の疲れを心配しましたが、大丈夫でしたね。むしろ上がってきた馬につられて前に前にと伸びました。この馬はまだまだ強くなると思いますよ。もちろん狙うはGT勝利!ファンのみなさん応援よろしくお願いします!」と、久しぶりの勝利の余韻に浸るハンゾウ騎手。 着実に力をつけてきているシルヴィアトヨラ。次はGT勝利を目 |
|
指して頑張ってほしい。 直線1300mの争い同じく8月の1週目、海外ではモーリス・ド・ゲスト賞が開催され、『ノジリンコ』(ばんぶーぼーや氏所有)が接戦を制した。 ノジリンコはデビューよりスプリンターとして活躍。国内では高松宮記念でGT勝利を挙げている。 ばんぶーぼーや氏は「次はスプリンターズSにリベンジしたい」と言っており、ノジリンコの次の目標は、昨シーズン逃したタイトルの獲得に向かっているようだ。 未来のスターホースを探せ!8月に入り、夏競馬で盛り上がるここ小倉サーバーでは、順調に2歳馬達の調教が行われている。今回は、まだデビューしていないが今後活躍が期待されるであろう新馬を3頭紹介しよう。 最初に紹介する馬は、あのクラ |
|
シック三冠馬シンザンを父に持つ『ケンザン』(ぴっぴ氏所有)だ。牝馬だが、引き締まった馬体や激しい調教にも耐えうる体力は牡馬顔負けである。仕上がり次第で十分クラシックを狙えるだろう。来シーズンの活躍がとても楽しみだ。
次に紹介する馬は、テディ産駒の『キヨキンザドリーム』(清原バイク王氏所有)だ。瞬発力に欠けるが、高いスタミナと持続力はレース中でも疲れをあまり感じさせない走りを見せてくれそうだ。
最後に紹介する馬は、シーザスターズ産駒の『エモヤンスターズ』(えもやん氏所有)だ。若干気性の荒さが目立つが、うまく折り合いをつけることができれば、得意の瞬発力で直線を一気に駆け抜けてくれることだろう。坂が苦手なため、蹄鉄で補うなどの配慮を忘れずにしてほしい。えもやん氏にGT初勝利をもたらすことができるか期待がかかる。