秋・春グランプリ制覇!6月5週の阪神競馬場では、「春のグランプリ」とも称される春GT戦線の最終戦である宝塚記念が開催され、昨シーズンの有馬記念勝利馬『ビワホリスキー』(ビワFarm氏所有)が勝利。秋・春のグランプリを制覇した。 「今回のレースは色々な意味で負けられないレースです。前々走のドバイで、アタマ差届かずに負けた、ライバル『ジョニースペック』(ジョニー氏所有)も出走するし、秋と春のグランプリ制覇もかかっています。ビワホリスキー陣営にとっての大一番なんですよ」と険しい表情で話すビワFarm氏。 レース当日は5枠10番からの出走となったビワホリスキー。レース序盤は、因縁のライバル・ジョニースペックと併走する形で道中を進む。その後も淡々と道中を進み、迎えたレース終盤。最後の直線に差し掛かると、両馬同時に |
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スパートを掛けグングンと加速。ドバイでの雪辱をバネに変え、トップに躍り出たビワホリスキーが、必死に追いすがるジョニースペックをかわし、1着でゴールに飛び込んだ。 「今日は、オーナーやファンの皆さんの期待に応えることができて本当に良かったです。ビワホリスキーに騎乗したのは久しぶりなんですが、本当にいい馬です。まだまだ勝ちを狙えると思うので、これからも乗りたいですね」と笑顔で話す騎手のゆういち。 昨シーズンの皐月賞やダービーを共に3着と好成績ながらも勝ちきれないレースが続き、ブロンズコレクターと囁かれたこともあるビワホリスキー。しかし最近は、菊花賞や天皇賞、今回の宝塚記念を勝利しており、絶好調の様子。この分なら秋のGT戦線での勝利も期待できそうだ! |
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小倉2歳馬最新情報!
今シーズンも多くの2歳馬が誕生した小倉サーバーは7月を迎え続々と新馬達が入厩している様子。今回は、その中から将来のスターホース候補生を2頭紹介しよう。
最初に紹介する馬は、ノーザンダンサー産駒の『イベントダンサー』(マイケル氏所有)だ。「今のところ順調に育っていますよ。この馬の特徴は持続力と勝負根性ですね。併走馬相手に必死に走る姿が頼もしい限りです。パーフェクトな馬なので成長が楽しみです!」と話す牧場長の柏木。
次に紹介する馬は、サクセスブロッケン産駒の『キュート』(ダイファーム氏所有)だ。「父に似てダートが得意な馬ですよ。パワーがあるので、重馬場でもキレの有る末脚を披露してくれんじゃないでしょうか。ただ、スタミナはもう少し欲しいので、これからの調教で伸ばしていきたいですね♪」と話す厩務員の川村。