猛追振り切る!6月2週の東京競馬場では、春のマイル最強馬決定戦とも称される安田記念が開催され、数々の重賞を勝利している名馬『エモヤンクリーク』(えもっち氏所有)が勝利。最強マイラーの座を勝ち取った。 4枠7番からの発走となったエモヤンクリークは、馬群前方に位置をとり、折り合い良く道中を進んでいく。4角を回り、前を向いたところで、馬群中腹にいた1番人気の『ミソカツラビリンス』(味噌勝氏所有)が意地を見せる。観客がどよめくほどに急激に加速すると、前をいくエモヤンクリークを猛追。しかし、逃げるエモヤンクリークが一枚上手、力強い蹴り脚から繰り出されるスピードでミソカツラビリンスをアタマ差でかわすと、ゴールラインを駆け抜けた。 「今日のレースでGT4勝目で |
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す。少し重い馬場のせいもあって、内容はきわどい結果でしたけど、エモヤンクリークが頑張ってくれました。安田記念はマイラーの大きな目標ですし、最高に嬉しい日です。今後はもっと海外に目を向けて、良い結果を残せるように頑張ります」と海外挑戦へ意欲的なコメントを残した主戦騎手のタンタン。 エモヤンクリークは香港スプリントや高松宮記念、安田記念を勝利している優秀な馬だ。今後は香港スプリントのみならず、他の海外レースへの出走も視野に入れているようなので、これからの活躍に大期待だ。 小倉最新2歳馬情報!6月3週になり、いよいよ2歳馬戦線が開幕する小倉サーバー。今回は、今後の活躍が見込める期待の2歳馬を3頭紹介しよう! 最初に紹介する馬は、ハビタッ |
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ト産駒の『チロルチョコ』(ゼルエル氏所有)だ。「牧場で一番調教が進んでいる仔ですよ。馬体もガッチリしてるし、胸前やトモのハリもいいです。もう少しでデビューできると思います。今シーズン一番の期待馬ですよ♪」と話す厩務員の川村。デビュー戦での活躍を期待しよう!
次に紹介するのは、セクレタリアト産駒の『プレシャスラブー』(ぴっぴ氏所有)だ。こちらの馬も育成状況は良いようだ。プレシャスラブーの一番の魅力は、キレのある瞬発力。あっという間にトップスピードまで加速するその脚は、他馬を圧倒する武器になるだろう。
最後に紹介する馬は、トサミドリ産駒の『サンジュルジュ』(ジョニー氏所有)だ。陣営の話では、とても気性がよく根性もある期待のホープとのこと。重賞戦線でも十分に活躍できる素質をもつ一頭だ。