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Live!スポーツ 小倉版 第5号

絶好調!GT3勝目!

宝塚記念はコナユキ!

白く輝く白馬の激走!

6月5週の阪神競馬場では、春競馬の締め括りである宝塚記念が開催され、その名の通り雪のように真っ白な毛並みが美しい『コナユキ』(ぴっぴ氏所有)が勝利。春のグランプリを勝ち取った。

レースでは、3枠3番からのスタートとなったコナユキは、スタートも好調。ゲートオープンと同時に飛び出すと、2番手、内ラチ沿いに道中を進んでいく。僅かに前を行く『リスキィゴーグル』(アルバ氏所有)に引っ張られ、やや速いペースでのレース展開になり、脚の消耗が心配されたが、勝負を決める最後の直線では、コナユキが力を振絞り馬群から抜け出すと、『マイコサン』(めいたい氏所有)がこれを追走。やや重い土を蹴り上げながら、怒涛の勢いで迫り来る。叩き合いの勝負の末、頭差逃げ切ったコナユキがレースを制した。

「今日はなかなかしんどいレースでしたねー。ペースも速かったし、馬場も重いし、スタミナとパワーに自信のあるコナユキでも、さすがにきつかったと思いますよ。今シーズンに入ってからここまで、ずっといい調子で来ているので、この勢いに乗って秋のGTも勝ちたいです。応援よろしくお願いします」とコメントする騎手のシルビア。

今シーズンのコナユキは、ドバイシーマクラシックやクイーンエリザベス2世のGTで2勝し、絶好調の様子。秋のGT戦線で、最も活躍が期待される注目の一頭だろう。

噂の期待馬最新情報!

7月1週になり、2歳馬戦線が幕を開けた小倉サーバー。今シーズン誕生した2歳馬は、期待出来そうな若駒が多そうともっぱらの噂。今回は、その中から3頭の新星を紹介しよう。

まず最初に紹介する馬は、スペクタキュラービッド産駒の『ジョニースペック』(ジョニー氏所有)だ。重馬場を苦にしない溢れんばかりのパワーと、闘争心むき出しで走りぬく根性が逞しさを感じさせる同馬。来シーズンのクラシック戦線で、間違いなく名乗りを挙げるだろう期待の新星だ。

次に紹介する馬は、アワッド産駒の『アスティール』(ジャパン氏所有)だ。調教では、騎手と息の合わせてリズム良く走る姿や、整ったフォームで颯爽と駆け抜ける姿が印象的。馬体を見る限りでは、デビューはまだまだ先になりそうだ。競走馬の適性を見極めて調教を行って欲しい。

最後に紹介する馬は、サンデーサイレンス産駒の『フェンサー』(ディムロス氏所有)。ゲート能力に長けた同馬のスタートは、まるで突き進むロケットを見ているようだ。また、陣営の話しでは、スタミナも豊富らしく、長距離も難なくこなしてしまうとの事。デビュー後の活躍が楽しみな一頭だ。

ジョニースペック / アスティール / フェンサー