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Live!スポーツ 阪神版 第34号

日本勢が1、2フィニッシュ!

ドバイWCはサーシャマーシャ!

異国の地でライバルと凌ぎを削る!

3月5週、世界中からトップクラスの競走馬が集結するドバイワールドカップが行われた。並み居る強豪馬を抑え優勝したのは『サーシャマーシャ』(辻氏所有)。直線内から抜け出し、同じく日本代表馬の『ギンガソレイユ』(ギンガ氏所有)と激しい叩き合いの末1着でゴール。続いてギンガソレイユが入線し、日本勢が1、2フィニッシュを飾った。

「昨シーズンはなかなか勝ち星に恵まれなくて悔しい思いばかりしたけど、シーズン明けに出走した川崎記念でGT初勝利、そして今日のドバイで強豪馬に勝利。この連勝はめちゃくちゃ嬉しいです!サーシャマーシャは古馬になってようやく本来の力が発揮できるようになってきたかなって印象ですね。大器晩成タイプなので、これからまだまだ活躍できると

思いますよ」と、ガンツ騎手は笑顔でコメントした。

サーシャマーシャとギンガソレイユは、国内のダートGT川崎記念でもぶつかっており、その時も接戦を繰り広げている。この2頭の対決は今後もヒートアップしそうだ。動向に注目しよう!

未来のスターホースを探せ!

4月に入り、暖かな日差しを感じられるようになった阪神ワールド。今シーズンも多くの若駒が誕生し厩舎を賑わせている。今回はその中から、本紙記者が注目する馬を紹介しよう。

まず1頭目に紹介するのは、アグネスタキオンを父に持つ『サマーティアラ』(さまー氏所有)だ。「調教を始めてからまだ数日だけど、飲み込みがよく日に日に成長を感じます。

全体的に能力が高いのですが、特に瞬発力と持続力がいいですね。優秀な馬なので、GTレース

にも十分通用すると思います。もちろん、来年のクラシックを狙っていますよ!」と話すオーナーのさまー氏。

2頭目に紹介するのは、アワッドを父に持つ『ルビーシックス』(オカモト氏所有)だ。「フォームが整っていて無駄がないですし、力強さを感じます。しっかり調教してデビュー戦を勝利で飾りたいですね」と話すオーナーのオカモト氏。

3頭目に紹介するのは、スーパークリークを父に持つ『スパクリ』(ノホホ氏所有)だ。「とても落ち着いている馬ですよ。ちょっとしたことで動じない性格は父馬に似ていますね。もう少しスピードが欲しいですが、ここは調教で伸ばしていけたらいいかな。折り合い次第では予想以上の走りを見せてくれそうです」と話すオーナーのノホホ氏。

今回紹介した3頭は、いずれもクラシックに絡む活躍が期待できる牝馬だ。来シーズンには熱い女の戦いが見られるかもしれない。

スパクリ / ルビーシックス / サマーティアラ

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