怒涛の末脚で勝利!快晴となった1月4週、年始のダート最強馬を決定する川崎記念が開催され、『プリンセスサマーノ』(アカギ氏所有)が2着の『カイノダンサー』(カイノ氏所有)に1馬身ほどの差をつけ、初のGTを勝利した。 「昨年のジャパンダートダービー、東京大賞典に挑みましたが、両レースとも良い結果にはならず、悔しい思いでいっぱいです。3度目の正直でなんとしてもハナを奪いゴールしたいです」と気合の入った声で話すあかぎ騎手。 GTを勝利すべく、調子を万全に整えてきたプリンセスサマーノはあかぎ騎手とともに4枠8番でゲート入りした。レースでは各馬揃ったスタートとなり、序盤は内の5番手となかなかの好位置についたプリンセスサマーノ。そのまま淡々と道中をこなし、レースはいよいよ最後の直線。トップはカイ |
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ノサンダーや『ワルヴァーミリオン』(チョイじじ氏所有)などの他馬がひしめく混戦状態になったが、残り1ハロン辺りからプリンセスサマーノが鋭い伸びを見せ1着でゴールを駆け抜けた。 「プリンセスサマーノが初めてGTを制すことができました。非常に嬉しいです!騎手のあかぎをはじめ、プリンセスサマーノのために尽力してくれたすべて人に感謝と喜びを伝えたいです」とGT制覇の喜びを興奮気味に話すのはオーナーのアカギ氏。 念願のGTを制覇し、大きく弾みをつけたプリンセスサマーノ。ビッグタイトルを勝利した同馬が今後どのようなレースを見せてくれるのか期待したい。 阪神期待の2歳馬情報!2月半ばが過ぎて春が近づいてきた阪神ワールド。これから大きく成長が期待できる新馬を2頭紹介しよう。 |
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最初に紹介する馬は、シーザスターズ産駒の『ファインスター』(ファインツール氏所有)だ。「まだ入厩舎前ですが、牧場では非常に良い走りをみせていますよ。素質もいいものを持っていそうですし、上手くいけば来シーズンのクラシックで活躍できるかもしれませんね」と笑顔で話すオーナーのファインツール氏。
次に紹介する馬は、ジャガーメイルの産駒の『ジャミアムモレール』(もっさん氏所有)だ。「よく新馬同士で競うように走り回っていますが、同世代の馬に比べて根性もあるし、持続力も群を抜いていますね。この分なら初戦から良い走りを見せてくれそうでし、陣営初のクラシック制覇も夢ではないかもしれません」とオーナーのもっさん氏。