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Live!スポーツ 阪神版 第28号

ダート界の新星現る!

川崎記念 リトルボルディが制す!

芝もダートもどんとこい!

国内ダートGT・フェブラリーステークスやドバイワールドカップの前哨戦として名のある、年初めのGTレース・川崎記念が開催され、昨シーズンのジャパンカップ覇者である『リトルボルディ』(小覇王氏所有)が勝利。芝だけでなくダートでも活躍できる能力の高さを観衆に知らしめた。

「芝でもダートでも同じパフォーマンスで走ってくれることは調教の時に実証済みです。あとは本番で持ち前の度胸と勝負強さが前にでれば十分に勝てるレースですよ」と、レース前に本馬場を駆けるリトルボルディを見ながら話す牧場長の柏木が言うように、堂々とした姿からは貫禄が感じられる。

1枠1番の好位置からのスタートとなったリトルボルディは、ゲートを飛び出すと内ラチ沿いの馬群前方に陣取り、道中を進む。

4角を抜け、前を向いたリトルボルディが加速すると、ジワリジワリと他馬を引き離しにかかった。そのまま後続に1馬身弱差をつけると、力強くゴールに飛び込んだ。

「リトルボルディとレースを走るのは初めてなんですが、さすがジャパンカップを勝っている馬ですね。桃色のバンテージを着けていたり、普段は大人しくて可愛い感じなんですが、レースでは全然違いましたよ。ダートでも、もっともっと上を狙える優秀馬ですね」とにこやかにコメントする騎手の麒麟児。

前走の中山金杯では勝利を逃したが、ジャパンカップ、川崎記念と二つのGTを制したリトルボルディ。芝もダートもどちらも優秀となると、今後のローテーションが気になるところ。これからも、更なる活躍が期待できそうだ。

阪神2歳馬情報!

新シーズンを迎え、続々と2歳馬が誕生している阪神サーバー。これまでに誕生した中で、特に「大物!」と噂される2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ディープインパクト産駒の『ディープインタッチ』(長達氏所有)だ。「父・ディープインパクトに似た強いバネを持っていそうです。新馬戦も父のようにぶっちぎりで勝ってほしいですね。まずこの馬しっかり育成して、初の重賞勝利を狙います」と話すオーナーの長達氏。

次に紹介する馬は、テディ産駒の『テリーギリアム』(モイファ氏所有)だ。「牧場での様子を見る限り、出脚はキレがあっていいですね!成長も早そうなので、今シーズンから活躍できるんじゃないかなって思っています。応援してあげてくださいね♪」と笑顔でコメントする厩務員の川村。

テリーギリアム / ディープインタッチ