目指すはドバイWC!1月4週、地方競馬場ではシーズン初めのビッグレース・川崎記念が開催され、『ガルフセイヴァー』(ガルフ氏所有)が勝利。ダート最強馬の栄冠を勝ち取った。 レースでは、逃げる『ロイキャップ』(みさと氏所有)を前に見ながら、馬群前方で好機を伺うガルフセイヴァー。最終コーナーを抜け、前を向くと、自慢のパワーと瞬発力で砂塵を巻上げながら一気に加速し始めた。残り約1ハロン、息を切らせながら必死にリードを保つロイキャップを抜き去り、独走状態となったガルフセイヴァーは、そのままの勢いでゴールラインを駆け抜けた。 「前シーズンは、愛チャンピオンステークスとBCクラシックの二つのGTをとり逃したので、今日の川崎記念は何としても勝ちたい気持ちで一杯でした。道中は、逃げ馬に惑わされずにしっかり折 |
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り合ってリズム良く走れたし、勝てるレース運びが出来たと実感した一戦でした。次のレースは、4月にあるドバイワールドカップを狙っていきたいですね。今日の調子でいけば十分勝機はあると思っていますので、ファンの皆さん応援宜しくお願いします」と次レースへの意気込みを語る主戦騎手のキネーン。 ガルフセイヴァーは、4月のドバイWCに挑戦するのか。また、出走するならばどのような走りで観客を魅了してくれるのだろうか、期待しよう! 期待の2歳馬情報!新シーズンになり、多くの若駒たちが誕生している阪神サーバー。その中でも将来スターホースになり得る能力を備えた若駒達を紹介しよう! 最初に紹介する馬は、ネイティヴダンサー産駒の『ワルグレイハンター』(チョイじじ氏所有)だ。 |
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牧場で悠然と走る姿を見ただけでも大物の予感を感じるが、同馬の最大の魅力は、歩幅を小さくする事でスタミナを温存する独自の走り方と、溢れんばかりのパワーだ。今後の成長次第では、GTを制覇する事も十分にあるだろう。
次に紹介する馬は、カーリン産駒の『リヴァーミステリー』(タカラッチ氏所有)だ。とても大人しく、騎手のレース運びに従順な同馬。また、牧場関係者の話によると、放牧中の現役馬と肩を並べて走る程の脚力を時折見せるという。この2つの優れた特徴を武器にスターホースを目指してほしい。
最後に紹介する馬は、キングマンボ産駒の『コトミクピクニック』(ぽっこりん氏所有)だ。後ろから行く競馬を好むこの若駒の良さは、何と言ってもキレのある末脚だろう。レースでは、後ろから矢の如く飛んでくる、ダイナミックな競馬を魅せてくれる事を期待しよう。