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Live!スポーツ 阪神版 第21号

熾烈な叩き合い制す!

モーリス・ド・ゲスト賞はフランモレータ!

勝負根性爆発!

8月1週、モーリス・ド・ゲスト賞が開催され、『フランモレータ』(かくがり氏所有)が2着の『ヨハンシュトラウス』(もふもふ氏所有)と熾烈なデッドヒートを繰り広げ、ハナ差で勝利した。

「前々走の高松宮記念は、後一歩及ばず2着と悔しい思いをしました。それに今日のレースは、フランモレータの引退レースになる事もあるので、絶対に勝ちたかったです。海外遠征なので馬の体調面が気になってはいたのですが、いつも通りの雰囲気で落ち着いていて、持ち味の勝負根性も十分に出せたと思います。フランモレータに乗る事が出来なくなって少し寂しいですが、最後に良い結果を残す事が出来て嬉しいです」と、コメントする主戦騎手の山本。

同馬はデビュー以来、11戦8勝・連対率100%と、輝かしい成

績を残した実力馬。自身最後のレースではGT制覇と、有終の美を飾り現役生活に幕を閉じた。今後は種牡馬として活躍の場を移す同馬だが、どのような産駒を世に送り出してくれるのだろうか。

期待の2歳馬情報!

夏を迎えた阪神サーバー、今年の2歳馬は優秀な能力を持った産駒が多く、大豊作のようだ。そんな中でも、特に期待のルーキーを3頭紹介しよう!

まず最初に紹介する馬は、パーソロン産駒の『サーカスソロン』(サーカス氏所有)だ。中距離・中長距離路線が得意な同馬の魅力は、スピードを十分に引き出す華麗な走りや、レースの展開を見て上手く折り合いを付ける判断力。また、ハイペースのレースにめっぽう強く、期待以上の走りを見せてくれるだろう。成熟度から見て、デビューは来シーズンにな

るのではないだろうか。今後の成長次第では、阪神サーバーの重賞戦線を代表する一頭になり得る素質を持っている大注目の若駒だ。

次に紹介する馬は、トニービン産駒の『シンキングトニー』(グレース氏所有)だ。芝が大得意の同馬。とんでもない距離のロングスパートを武器に、自慢のパワーと瞬発力を活かした切れ味鋭い末脚で、他の馬を豪快にぶっちぎってくれる事だろう。この馬も成熟度から見る限りでは、来シーズンのデビューが濃厚ではないだろうか。

最後に紹介する馬は、プリンスリーギフト産駒の『ワルンスリーギフト』(チョイじじ氏所有)だ。短・短中路線の芝レースが得意な同馬。こちらの馬もロングスパートが持ち味。ここぞと言う大舞台では、本来の実力を上回る好走でスタンドを盛り上げてくれるだろう。成長は早いので、今シーズン中のデビューも十分に有り得るだろう。2歳馬の重賞戦線での活躍に期待がかかる。

サーカスソロン / シンキングトニー / ワルンスリーギフト