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Live!スポーツ 阪神版 第20号

堂々の勝利!

札幌記念 バッドラックブギが制す!

古馬相手にも動じず!

夏競馬も終盤戦、札幌競馬場で一番の盛り上がりを見せるレース、札幌記念が8月4週に行われ、『バッドラックブギ』(ミゼリィ氏所有)がレースを制した。

2歳新馬戦でのデビュー以来、地方開催に出走してきた同馬だが、後一歩の所で勝利を逃してしまう事が多かった。しかし、ここ最近の出走では好成績を収めている事から、ミゼリィ氏が中央開催レースにバッドラックブギを初登録。中央デビュー戦にしてGUレースを勝利した。

「今回のレースは古馬の出走も多く、バッドラックブギが気迫負けしちゃうんじゃないかと思っていましたが、古馬相手にも動じずに堂々とした走りをしてくれました。最終コーナーを回ってからグっともう一伸びしてくれたので、なんとか頭一つ抜けてゴールする事が出来ましたよ。この調子

でバッドラックブギともっともっと上を目指して頑張って行きたいと思います」と主戦騎手のhide氏。

徐々に成績を上げGUを勝利したバッドラックブギは、心身共に成熟期を迎えつつある。まだ成長の余地があるので、調整をしっかり行って行けばGT勝利も見えてくるのではないであろうか。これから先の秋競馬には、同馬が得意とする中長距離のレースが数多くあり、出走の機会も増えるだろう。古馬との勝負も多くなるかと思うが、今回のような気迫のある走りで秋競馬を賑わせてくれる事を期待しよう。

阪神二歳馬情報!

阪神サーバーの二歳馬達が熱い戦いを連日繰り広げる中、デビュー前だが既に大物の風格を漂わせている期待の二歳馬を紹介しよう。

まず、最初に紹介する馬は、

ディープインパクト産駒の『ディーニガテバカリ』(春うらら氏所有)だ。とても2歳とは思えぬ恵まれた体格に、飛びぬけた身体能力。軽やかな足取りで軽快に走り、ペースの早いレースも得意と、向かうところ敵無しといったところだろう。得意距離帯も広く、多くのレースに出走できる部分も大きな魅力だ。今Sの2歳馬の中でも大注目の一頭だ。デビュー戦でどのような競馬を見せてくれるのか期待しよう。

次に紹介する馬は、アドマイヤムーン産駒の『マサズグランヴィ』(たかんた氏所有)だ。同世代の馬には見られないパワーの持ち主。さらにレース展開や周りの馬の状況を判断して、折り合いを上手くつける事ができるようだ。スタミナにも絶対的な自信をもっており、長距離レースを得意としている。来Sの代表的ステイヤーになり得る能力をもった逸材だろう。

ディーニガテバカリ / マサズグランヴィ