ダートの王者、ここにあり！

２月第４週、ダート界の強豪たちが集うフェブラリーＳが東京競馬場で行われ、『アウトオブキッス』（社台ファーム氏所有）が見事ダート王者に輝いた。

前日夜半から降り続いた雨の影響で、馬場状態が非常に悪く、重馬場で良い結果を出したことがないアウトオブキッス陣営にとっては不安な立ち上がりとなった。レース序盤からアウトオブキッスが好スタートを切り、先頭に立つ。『ラストフィーリン』（神命走氏所有）が追走し、最後の直線に入った瞬間、アウトオブキッスが驚くべきスピードで後続をぐんぐん引き離し、残り２００ｍで外から追い込む『サイバーウェルダン』（ポン氏所有）をアタマ差に抑えて勝利した。

「満点のレースが出来ました！馬場のコンディションが悪く心配していましたが、良いレースがで

きてよかった」と、勝ち誇った笑顔のジョージ騎手。

デビュー戦から好成績を残すアウトオブキッス、今後の活躍にも期待したい。

今年の注目２歳馬情報！

新シーズンを迎え、オーナーの期待を背負った２歳馬達が続々と誕生している。今回も注目する期待の２歳馬達を紹介しよう。

最初に紹介するのは、美しい青鹿毛を風になびかせる『チョットモレータ』（かくがり氏所有）。父は悲劇の名馬「サイレンススズカ」というだけに、序盤からハイペースでぶっちぎりのレースを見せてくれそうだ。

次に紹介するのは、『バスエフ』（りく氏所有）。牧場ではとてもおとなしい一方、驚異のスピード能力を持ち、特にダートのレースではその力を存分に発揮してくれそうな予感だ。

続いて紹介するのは、『イモワル