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Live!スポーツ 福島版 第14号

怒涛の追い込み炸裂!

ジャック・ル・M賞はオニアシプラット!

これぞ鬼が宿る脚!

8月3週の海外競馬場では海外マイル路線の最高峰レースとされるジャック・ル・マロワ賞が開催され、レース終盤に見せる怒涛の追い込みに定評のある人気馬『オニアシプラット』(鬼脚氏所有)が勝利。初GT制覇を成し遂げた。

「うーん。正直なところ嫌な枠を引いたなーって思うよ。でも、勝負ごとだから仕方がないし、弱音を吐いたって何も変わらないしね。100%の力を出して走りきってくれれば良い結果がでると思うよ。あとはオニアシプラットの脚を信じて見守るだけだよ」とレース前にコメントするオーナーの鬼脚氏。

レースでは、ゲートを飛び出すと馬群後方に陣取るオニアシプラット。しかし、内枠ということもあってか、やはり他馬に包まれ、レース終盤に追い込むには難しい位置での道中となった。そのまま位

置は変わらずに迎えたレース終盤。周りの馬に合わせ徐々に外に持ち出し前を向くと、グングン加速し始める。幸いにも前が開けたこともあり、一頭、また一頭と次々に追い抜かすと、ターフビジョン前で更にダメ押しの一伸び。そのまま2着に1馬身差をつけ、ゴール板に飛び込んだ。

「レース序盤は厳しかったです。まともに動ける位置じゃなかったですからね。なので、最後のコーナーに全てを賭けましたよ。周りの馬も外に行きたがるだろうし、そこで前が開けてくれれば行けるかなって。そこまでは脚を溜めておこうって決めて乗りました。あとは良い感じにいったので満足です。応援ありがとうございました!」と笑顔で話す騎手の木幡初。

強烈な末脚で初のGT制覇を成し遂げたオニアシプラット。馬群後方から次々と他馬を追い抜かし、1着を勝ち取るその姿は

見応えがあった。今後の出走予定は未定だが、秋のGTシーズンでもきっと活躍してくれるだろう。

福島2歳馬情報!

9月1週を迎えた福島ワールドでは、来るデビュー戦に向けて2歳馬達が着々と準備を進めている様子。今回は2頭の期待馬を紹介しよう!

最初に紹介する馬は、ダリアブルー産駒の『ブルースターアヤ』(彩レーシング氏所有)だ。「今シーズンはかなり期待できる若駒が誕生しましたよ。ブルースターアヤなら牧場初の重賞制覇も狙っていけると思います!」とコメントするオーナーの彩レーシング氏。

次に紹介する馬は、メイショウサムソン産駒の『ヘッドライナー』(あえらす氏所有)だ。「スピードと瞬発力勝負なら、同世代に負けないと思います。しっかり育成して、来シーズンのクラシック制覇を狙っていくつもりです」と気合十分に話すオーナーのあえらす氏。

ブルースターアヤ / ヘッドライナー

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