怒涛のスピード!7月3週の新潟競馬場では、直線芝1000mのスピード勝負・アイビスサマーダッシュが開催され、短・短中距離で活躍している『スターオパール』(福島牧場氏所有)が勝利。ファンからの熱い声援に応え、接戦を制した。 「5月の海外遠征ではあと一歩のところで勝ちきれなかったのが残念ですが、気持ちを入れ替えて頑張っていきます。まずは今回のレースに勝って、10月にあるスプリンターズステークスを狙いたいです。」と話す福島牧場氏。 レース当日は雨が降り、馬場は不良。しかし、重馬場で多くの勝利を挙げているスターオパールにとっては気にするほどのことでもないようだ。ゲートが開くと勢いよく飛び出し道中を進み、残り2ハロンに差し掛かると力強い蹴り脚でグっと加速し始める。泥を蹴散らしながら1頭また1頭と追い |
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抜かし、最後の最後まで追いすがる『ガオノホワイト』(牙王氏所有)をも振り切ると、ゴール板を駆け抜けた。 「記者さん、見ましたか!?スターオパールのあの走りを!いやぁ、やっぱりすごい馬ですよね、海外遠征後も元気一杯だし、この調子で行けばスプリンターズステークスも絶対に勝てますよ!」と嬉しそうに話す柏木。 「オーナーも柏木さんも言っていますが、スターオパールと私は短距離で勝つ自信があります。もちろんスプリンターズステークスでも勝つ自信はありますよ。まだ出走するかは決まっていませんが、応援よろしくお願いします!」と主戦騎手のリン。 抜群に伸びる末脚で勝利を掴んだスターオパール。秋のスプリンター決定戦・スプリンターズステークスへの出走も意欲的なだけに、今後の動きが気になるところだ。 |
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福島2歳馬最前線!
今シーズンも良質な2歳馬が多く誕生したと噂の福島サーバー。今回は特に期待できそうな選りすぐりの若駒を紹介しよう。
最初に紹介する馬は、シーザスターズ産駒の『シャドーシーザー』(ヒヌマ牧場氏所有)だ。「この馬は本当に出脚がいいですね。あっというまにスピードに乗ってくれます。スタート直後の位置取りがスムーズに行けると思います。間違いなく重賞クラスのレースでも活躍してくれる競走馬に育ってくれますよ」と話すヒヌマ牧場氏。
次に紹介する馬は、セクレタリアト産駒の『アースランド』(アルバニィ氏所有)だ。「スピードがもう少し欲しいですが、今のままでも十分に活躍できる力を持っていますね。今シーズン誕生した産駒の中ではなかなかいい線いけるんじゃないでしょうか」と話すアルバニィ氏。