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Live!スポーツ エプソム版 第33号

夢のGT初制覇!

フェブラリーステークスはゴシップクィーン!

人気に応える快走で勝利!

まだ冬の寒さが残る2月4週、東京競馬場ではフェブラリーステークスが開催された。1番人気の『ゴシップクィーン』(VIEW氏所有)が人気に応え、1馬身差を付けてGT初勝利を飾った。

レースでは、『オギティファニー』(リドガイ氏所有)が先手を取り、レースを引っ張る形でスタートした。道中の中盤まではオギティファニーがトップのままレースは進んだが、最後の直線に入ると、5番手に付けていたゴシップクィーンがスピードを上げ、一気にオギティファニーを抜き差ってそのまま1着でゴールを駆け抜けた。

「GTで初勝利できて嬉しいです!直線でも集中力が途切れずに走れたのが勝因ですね。すでに6歳ですが、今回のレースで見せてくれた集中力があれば、まだまだこれから活躍できる馬だと思っているので、これからも期待

していてください。ご声援ありがとうございました!」と話すのは騎手のノエル。

昨シーズンもマイルCS南部杯やJBCスプリントに出走したが、惜しくも2着に敗れ、GTで勝利を飾ることができなかった。今回の勝利で念願が叶って陣営も大喜びだろう。これからどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。

期待の2歳馬特集!

新シーズンを迎えて2ヶ月が経過したエプソムワールド。続々と誕生する2歳馬の中から本紙が注目する若駒を紹介しよう。

まず、紹介するのは『オスサンセラシシ』(405氏所有)。産出した12世代全てでGT優勝馬を輩出しているサンデーサイレンスを父に持つオスサンセラシシは、周囲からGT制覇を期待されている若駒だ。「まだ調教を開始してはいませんが、牧場では力強い走りを見せてくれていますので、私

自身も非常に期待しています。デビュー戦が楽しみですね」と話すのはオーナーの405氏。

次に紹介するのは『メリーヨンヨン』(ゆぅいち氏所有)。父は2009年にカルティエ賞で年度代表馬と最優秀3歳牡馬を受賞したシーザスターズだ。メリーヨンヨンは馬体の均整が取れており、フォームが安定している。走る姿はとても綺麗で、思わず見惚れてしまうほどだ。「今までたくさん馬を見てきたけど、走りも馬体もいいし、他の馬とは別格の素質を持っているね。最低でも重賞は勝てる馬に成長するでしょう」と話すのはオーナーのゆぅいち氏。

今回紹介した2頭は、将来必ず競馬界を賑わせる競走馬に成長することは間違いないだろう。読者の皆様も、ぜひ注目してほしい。

オスサンセラシシ / メリーヨンヨン