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Live!スポーツ エプソム版 第26号

大外一気!

天皇賞・秋はフェバリットガール!

秋の盾勝ち取った!

11月1週の東京競馬場では、伝統と格式のある天皇賞・秋が開催され、『フェバリットガール』(上太郎氏所有)が勝利。大外から一気に追い上げる豪快な競馬で観客を魅了した。

レースでは、外枠17番からの発走となったフェバリットガール。スタートも出遅れることなく走り出すと、馬群後方で待機。折り合いよく、じっくりと道中を進みながら勝負に備える。4角を抜けると、外に持ち出した騎手の野川がゴーサインの鞭を入れる。跳び幅の大きい流れるようなフォームでグングンとスピード上げると、ハナを奪う。わずかに後ろから『パラダイスリゲイン』(三文文士氏所有)が必死に追いすがるが、これをかわしたフェバリットガールが秋の盾を勝ち取った。

「今日はしびれましたよ。6着まで0.2秒差しかないですから

ねー。ちょっとでも仕掛けが早かったり遅かったりしたら勝ててなかったでしょうね。混合レースでのGT勝利は今日が初めてなので最高に嬉しいですし、フェバリットガールの凄さも観客の皆さんに伝えられたと思います。これからもよろしくお願いしますね」と勝利の喜びを話す騎手の野川。

昨シーズンのエリザベス女王杯以来、GT勝利から遠のいていたフェバリットガール。現在6歳の彼女だが、今日のレースを見る限りではまだまだ元気に走ってくれそうだ。今シーズン、エリザベス女王杯への出走がないのは残念だが、12月1週にはジャパンCがある。こちらへの出走に期待しよう!

期待のエース!大金星!

10月4週の京都競馬場では、クラシック最終戦である菊花賞が開催され『クレッセントダイヴ』(沈黙鈴鹿氏所有)が重賞初挑戦にしてビックタイトルを制した。

「今日の結果には大満足です。デビューから5戦目、初挑戦の重賞でここまでやってくれるとは正直思っていませんでしたよ。こんな走りをされちゃったら、否が応でも期待しちゃいますよ。乗り手の指示も素直に聞いてくれるし、度胸もあるとってもいい仔です。この馬の能力を最大限に引き出せるように乗らないとバチが当たっちゃいますね!まだ秋のGTもありますし、この勢いに乗って勝ち星を増やしたいです」と驚きを隠せない表情でコメントする主戦騎手のスズカ。

未勝利、オープン戦を勝ち進み、臨んだ初の重賞戦でGT制覇を成し遂げたクレッセントダイヴ。スズカも話すように、大注目のエースだ。今後の秋GT戦線でさらなる飛躍なるか。

クレッセントダイヴ