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Live!スポーツ エプソム版 第15号

末脚炸裂!!

アロマモンターニュがダービー制覇

初GTV

馬主の夢、調教師の夢、騎手の夢である一生に一度のクラシックレース、三歳サラブレットの頂点を決める日本ダービーが、東京競馬場で開催された。このレースを制したのは、10番人気の『アロマモンターニュ』(がみ氏所有)だ。新馬、500万クラスと連勝を重ね続くトライアルレースでは6着と敗れていたが、ここで結果を出した。

レースではスタート直後から抑え、後方のポジションを確保。先頭には、『マタカボーヴ』(ゆうみんみん氏所有)が大逃げを決行。速いペースへと持ち込む。最後の直線でアロマモンターニュは、大外からスピードの違いを見せる。後方待機から大外一気の末脚が爆発した瞬間であった。低人気も吹っ飛ばすような見事な初GT勝利で見事3歳頂点に輝いた。

「さほど人気がなかったので気

楽に乗れることができました。東京の直線は長いのでまさにこの馬に向いていましたね。これからはダービー馬として、恥ずかしくないレースをしなくてはいけないですしね!秋が本当に楽しみです。これからもファンの皆さんの期待に応えられるように頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします」と鞍上のパグ騎手は嬉しそうに語った。

今後も成長がさらに見込める馬体で楽しみだ。距離も中距離から中長距離まで適性がありそうな同馬。秋は菊花賞へ出走か、直線の長い東京で天皇賞やジャパンカップか。

注目二歳馬特集コーナー

来年のクラシックを盛り上げてくれそうな2歳馬達を紹介するこのコーナー。今回は3頭紹介するとしよう。

まず、最初に紹介する期待馬は『スペシャルヨゾラ』(すぺしゃる

氏所有)だ。すべての能力においてすばらしいものを持っている。パワフルな走りで先頭を走る競馬が向いており、並んだら抜かせない勝負根性は大きな武器だろう。距離適性は幅広く、短距離から中距離までこなしてくれるだろう。

2頭目に紹介するのは、『プライムアイリス』(あべ氏所有)だ。クールボーイとはまさにこの馬の事を言う。父・アイネスフウジン譲りの黒い馬体は一際目立つ。気性がとても良いので折り合いも付きやすい。先行策が得意なので安定したレースぶりは保障できる。距離適性はスプリントが向いている。短距離のタイトルを総ナメにして欲しい。

最後に紹介するのは『キャロルフェーン』(めちお氏所有)だ。素直な性格で鞍上の言うことを聞いてくれるだろう。瞬発力があるので、後ろからの末脚は見物だろう。来年の牝馬クラシックを賑わしてくれる1頭だ。

スペシャルヨゾラ プライムアイリス キャロルフェーン