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Live!スポーツ エプソム版 第8号

3歳の最強馬が決定!

菊の花はライトウシャスの頭上に

コースレコードで勝利!

牡馬クラシック三冠最後のレース菊花賞が、10月第4日曜に京都競馬場で行われた。“最も強い馬を決める戦い”を制したのは、『ライトウシャス』(修朗氏所有)だ。勝利に加えてコースレコードも記録し、自らの栄冠に華を飾る結果となった。

スタート直後から先頭集団のトップに位置し、他馬に前を譲らない強気のレースを展開。最終コーナーを抜け直線で一気にスパート。最後まで他の馬の後塵を拝することなくゴールラインを駆け抜けた。新馬戦以来ずっとライトウシャスに騎乗するユイカ騎手は、「スタート直後からいいポジションで走れたのが良かったですね。まさか、コースレコードまで出すとは思っていませんでした。ホント強い馬ですよ」と話す。3000mという長丁場をものともしないスタミナ、最後の直線で見せた

スプリント、そして終始先頭を走り続ける気性の強さを兼ね備えた見事な走りっぷり。コースレコードを引っさげ“最も強い馬”となったライトウシャス。この強さは本物だ。

秋華賞は皐月王者が制す!

秋華賞では、皐月賞王者『プライムネヴァー』(あべ氏所有)が見事1着でゴールしその強さを見せつけた。レースは、中団から最後の直線で素晴らしい末足で飛び出したプライムネヴァーがそのままゴールという展開。今回の二冠、宝塚・札幌記念など今シーズンに入ってから6戦6勝、通算で

プライムネヴァー

も10戦9勝・連対率100%・総賞金5億6380万という素晴らしい成績を残し続けるプライムネヴァー。「国内ではもはや敵無しか?」という声も聞かれており、海外レース参戦なども含めて今後の動向から目が離せない。

秋ダートGTの勝者は?

10月4週に皐月競馬場で行われた、秋の短・中距離のダート王者を決めるJBCスプリント・JBCクラシック。

ダート1200mのスプリントを制したのは『シャドゥミャン』(小虎氏所有)。スタートより中団に位置していたシャドゥミャンが最後の直線で怒涛の伸びをみせ、それまで先頭の『バールゼバブ』(やまにし氏所有)をかわして勝利。1分7秒9のコースレコードも叩き出し、自らの勝利に花を添えた。

また、ダート1800mのクラシックでは富士騎乗の『サータヴァーハナ』(スキッド氏所有)がラスト3ハロンで目の覚めるような飛び出しで先頭にたち、『タイムアップ』(三文文士氏所有)の猛追をかわし、ダート中距離王の栄誉に輝いた。

シャドゥミャン・サーターヴァーハナともに今後の活躍が非常に楽しみで、本紙としても引き続きこの2頭を追いかけていくつもりだ。