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Live!スポーツ 中京版 第21号

大外一閃!

KG&QESはステルスホーミング!

呻る末脚!他馬蹴散らす!

夏の日差しが眩しい7月4週の海外競馬場では欧州競馬の最高峰レースとされるキングジョージ&クイーンエリザベスステークスが開催され、凱旋門賞や有馬記念連覇など、国内外を問わず活躍している『ステルスホーミング』(獅子王リガルド氏所有)が勝利。2度目のKG&QES制覇となった。

「今日は絶対に負けられないね。前走の目黒記念の疲れも残ってないし、遠征疲れもない。準備は万端だよ。あとは走って勝つだけ。連覇の掛かっていた昨シーズンのこのレースに勝てなかった悔しさを今日晴らしますよ」と気合十分に話すオーナーの獅子王リガルド氏。

レース序盤は展開をじっくり観察しつつ、馬群やや後方で好機に備えるステルスホーミング。道中を淡々とこなし、迎えた最後の直

線。ぬかるんだ馬場を気にすることなく大外を駆け上がると、先頭を走る『タカジンレアアース』(やしきたかじん氏所有)を抜き去り1着でゴール板を駆け抜けた。

「位置取りは完璧でしたね。最後は目一杯に追ったから踏ん張れるか心配だったけど、そんな心配は無用でしたね。よくやってくれたと思います。次に目指すは3連覇の掛かった有馬記念です。応援宜しくお願いしますね」とレース後に話す騎手の桜木ルイ。

GT通算勝利数を6に伸ばしたステルスホーミング。現在7歳の彼だが全く衰える気配は無く、これからも元気に走ってくれそうだ。3連覇の掛かった有馬記念での走りに注目しよう!

中京期待の2歳馬!

8月を迎え続々と新馬たちが入厩し始めている中京ワールド。今回はその2歳馬達の中から選

りすぐりの2頭紹介しよう。

最初に紹介する馬は、ハーツクライ産駒の『フユノハーツ』(ふゆまる氏所有)だ。「既に調教を始めていますがフユノハーツが一番期待できそうです。他の馬たちよりも調教の進みも早いですし、いい線いくと思いますよ。焦らずじっくり育てて完璧に仕上げたらデビューさせますので楽しみにしててくださいね」と話すオーナーのふゆまる氏。

次に紹介する馬は、シアトルスルー産駒の『タンスラスベガス』(タンスタンスダンス氏所有)だ。「おかげ様でデビュー戦に勝つことができました。まず滑り出しは順調といったところですかね。クラシックを狙っていける馬だと思うので、それまでにしっかり経験を積ませておきたいところです」とにこやかに話すオーナーのタンスタンスダンス氏。

フユノハーツ / タンスラスベガス

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