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Live!スポーツ 中京版 第20号

GT9勝目を達成!

マスタングターボが安田記念連覇!

人気に応える安定した走り!

快晴に恵まれた6月2週の東京競馬場で、春の東京GT5連戦のラストを飾る安田記念が開催され、1番人気の『マスタングターボ』(ターボ氏所有)が、後続に1馬身差をつけ勝利した。前シーズンの安田記念でも勝利を飾っており、周囲から連覇が期待されていたが、その期待に見事応えた。

「今日のレースも絶好調でした!前走と同様に最後に末脚が良く伸びてくれています。もう勝ちパターンになってますね。もう6歳になる古馬ですが、マスタングターボはこれからも勝っていける馬ですよ。ファンの皆さんには期待していただきたいですね。これからも応援をよろしくお願いします」と嬉しそうに語るターボ騎手。

今回、安田記念を制したことで前走のヴィクトリアマイル続きG

T2連勝、通算で9勝目の大記録を打ち立てた。誰の記憶にも残る名馬になったことは間違いないだろう。いったいどこまで勝利数を伸ばしていくのか、目が離せない。次はどのレースに出走するのだろうか、今後の動向が注目される。

最新2歳馬特集!

新馬戦がスタートし、活気づいてきた中京サーバー。関係者の注目を集めている若駒を紹介しよう。読者の方もぜひ期待してデビューを待っていてほしい。

まず、紹介するのは『ダイチキーヨーノ』(ビリーヘリントン氏所有)だ。均整の取れた馬体は見る人を魅了し、動きを止めてしまう。本紙のカメラマンもしばらく撮影を忘れてダイチキーヨーノをしばらく見続けた。「美しい馬体でしょう? ダイチキーヨーノを人に見せると誰もが見惚れてしまうんですよ。スピードもあ

り、芝でのフットワークが非常に軽快なので、芝レースで活躍できるんじゃないかと思っています」と話すのはオーナーのビリーヘリントン氏。

次に紹介するのは『オオクワジュロク』(ストッカー氏所有)だ。スピードにやや欠けるものの、高いスタミナと持久力を持っており、レースではあまり疲れを感じさせない走りを見せてくれるだろう。仕上がりが万全であれば、重賞で勝利することは確実だ。今からレースが楽しみで仕方ない。

最後に紹介するのは『キュートナチチ』(輝祐翔氏所有)だ。パリ大賞典などで勝利を飾ったチチカステナンゴの産駒で、親馬と同様にGTを制覇する活躍が期待されている。顔立ちが幼く、頼りない印象を持ったが、キャンターは非常に安定しており、これから始まる調教しだいでどんな競走馬に育つのか注目していきたい。

ダイチキーヨーノ/オオクワジュロク/キュートナチチ