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Live!スポーツ 中京版 第17号

前Sのリベンジ果たす!

Vマイルはマックロセブン!

まだまだ元気!7歳女王!

5月3週の東京競馬場では、春の古馬女王決定戦に位置づけられるヴィクトリアマイルが開催され、昨シーズンの同レースでは苦杯を飲んだ『マックロセブン』(くろすけ氏所有)が勝利。リベンジを果たすと同時にGT3勝目を挙げた。

「昨シーズンのヴィクトリアマイルでは悔しい思いをしました。でも、今回のマックロセブンは一味違いますよ。あれからGTを2勝してますし、一度走ったことのある場所ですから。今回は勝てる自信があります!」と意気込みを語るオーナーのくろすけ氏。

レースでは7枠12番からの発走となったマックロセブン。春の古馬女王の座を目指し、軽やかにゲートから飛び出すと、馬群後方で様子を見つつじっくりと脚を進めていく。勝負の直線に差し掛かると、鞍上のクロスケがゴーサイ

ンを出し一気に外に持ち出した。後方3番手からグングンとスピードを上げると、逃げる『ピンクスフユカスミ』(みっしんぐぶるー氏所有)や他馬をかわし、1着でゴール。女王の座を勝ち取った。

「前回とは比べ物にならないくらいに今日のレースは完璧でしたよ。デビュー以来、20戦以上を共にしてきましたが、今までで一番いいレースでしたね。今シーズンで7歳になったマックロセブンだけど、まだまだ元気だし、これからも活躍してくれるはずです!」と笑顔で話す主戦騎手のクロスケ。

2度目の挑戦にして春の古馬女王の座を勝ち取ったマックロセブン。今後の国内での活躍はもちろんのこと、あと一歩のところで勝利を逃している海外GTへの再挑戦にも期待したい。

中京期待の若駒は!?

春競馬シーズン真っ只中

の中京サーバーは、今シーズンも元気で優秀な若駒がたくさん誕生した様子。その中から選りすぐりの2頭を紹介しよう。

最初に紹介する馬は、メジロマックイーン産駒の『ギャングスタラップ』(妖心氏所有)だ。「スピードとスタミナに長けた馬ですね。それに気性もよくて素直ですよ。まだ成長前ですが、色んな距離のレースを手広くこなすエースになってくれそうですね!」と話す牧場長の柏木。

次に紹介する馬は、アグネスタキオン産駒の『ガラムマサラ』(ろいやるたっち氏所有)だ。「フォームも馬体もいいものを持っていて、長い距離を走るのが得意みたいです。あとは、チャカチャカしたところがもう少し落ち着いてくるといいかな。すごい可能性を秘めた馬だと思うので期待していますよ♪」と話す厩務員の川村。

ガラムマサラ / ギャングスタラップ